少小にして初めて伊呂波を知り 姓名略(ほ)ぼ記して佗(ほか)を求めず 如今筆を弄す君笑うを休(や)めよ 却って覚ゆ天真爛熳の多きを  諭

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少小初知伊呂波 姓名略記不求佗 如今弄筆君休笑 却覚天真爛熳多   諭

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「売却」は知らぬと露国、支那を愚弄 : 支那側の追求に対して人を喰った回答

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一面は真相、一面は空 人間万事邈(ばく)として窮り無し 多言話し去るも君笑うを休(や)めよ 亦是れ先生百戯の中

一面は真相、一面は空 人間万事邈(ばく)として窮り無し 多言話し去るも君笑うを休(や)めよ 亦是れ先生百戯の中

世論は憐む佗(か)の苦辛の多きを 生民誰か是れ王臣ならざる 鮑[魴]魚赬尾(ほうぎょていび)は政壇の事 吾は仰ぐ帝家万歳の春を   帝室論稿成る 諭

世論は憐む佗(か)の苦辛の多きを 生民誰か是れ王臣ならざる 鮑[魴]魚赬尾(ほうぎょていび)は政壇の事 吾は仰ぐ帝家万歳の春を   帝室論稿成る 諭

鄙事(ひじ)に多能なりき少年の日は 立身して自(みずか)ら笑う却って身を壊(やぶ)るを 浴余閑坐して肌は全く浄(きよ)し 曾て是れ綿糸もて瘃(あかぎれ)を縫いし人 明治十五年七月 森君の為

鄙事(ひじ)に多能なりき少年の日は 立身して自(みずか)ら笑う却って身を壊(やぶ)るを 浴余閑坐して肌は全く浄(きよ)し 曾て是れ綿糸もて瘃(あかぎれ)を縫いし人 明治十五年七月 森君の為

一面は真相、一面は空 人間万事邈(ばく)として窮り無し 多言話し去るも君笑うを休(や)めよ 亦是れ先生百戯の中 老翁百話書中の詩

一面は真相、一面は空 人間万事邈(ばく)として窮り無し 多言話し去るも君笑うを休(や)めよ 亦是れ先生百戯の中 老翁百話書中の詩

一面は真相、一面は空 人間万事邈(ばく)として窮り無し 多言話し去るも君笑うを休(や)めよ 亦是れ先生百戯の中 福翁百話の巻末に記す

一面は真相、一面は空 人間万事邈(ばく)として窮り無し 多言話し去るも君笑うを休(や)めよ 亦是れ先生百戯の中 福翁百話の巻末に記す

思う所無く還(ま)た思う所有り 半生の心事吾が非を笑う 兎烏五十等閑に去って 天命如何尚お知らず  諭 癸未[明治16年]元旦

思う所無く還(ま)た思う所有り 半生の心事吾が非を笑う 兎烏五十等閑に去って 天命如何尚お知らず  諭 癸未[明治16年]元旦

鄙事(ひじ)に多能なりき少年の日は 立身して自(みずか)ら笑う却って身を壊(やぶ)るを 浴余閑坐して肌は全く浄(きよ)し 曾て是れ綿糸もて瘃(あかぎれ)を縫いし人 (以下小字) 諭吉は少小にして母に事えて家事を執り園に灌ぎ薪を採り凡百の力役為さざる所無し。冬の日に或は手足に皹瘃(あかぎれ)を生じ疼痛に堪えざるもの有らば則ち綿糸もて瘃裂の創口を縫いて灌ぐに熱油を以てす。創も亦輙(すなわ)ち癒ゆ。当時身体の屈強なること知る可し。今は則ち然らず。頃日浴後偶(たまた)ま感を記す。

鄙事(ひじ)に多能なりき少年の日は 立身して自(みずか)ら笑う却って身を壊(やぶ)るを 浴余閑坐して肌は全く浄(きよ)し 曾て是れ綿糸もて瘃(あかぎれ)を縫いし人 (以下小字) 諭吉は少小にして母に事えて家事を執り園に灌ぎ薪を採り凡百の力役為さざる所無し。冬の日に或は手足に皹瘃(あかぎれ)を生じ疼痛に堪えざるもの有らば則ち綿糸もて瘃裂の創口を縫いて灌ぐに熱油を以てす。創も亦輙(すなわ)ち癒ゆ。当時身体の屈強なること知る可し。今は則ち然らず。頃日浴後偶(たまた)ま感を記す。

人生幾許(いくばく)ぞ漫(みだ)りに説くを休(や)めよ 二百五十は天寿の真なり 清雅八旬纔(わず)かに過ぎ去りて 姥姑山上正に春を催す 姑山老先生に贈り奉る 西人言える有り 人は生れて二十五歳にして体格を成す 其の数を十倍すれば則ち天寿なりと  諭吉

人生幾許(いくばく)ぞ漫(みだ)りに説くを休(や)めよ 二百五十は天寿の真なり 清雅八旬纔(わず)かに過ぎ去りて 姥姑山上正に春を催す 姑山老先生に贈り奉る 西人言える有り 人は生れて二十五歳にして体格を成す 其の数を十倍すれば則ち天寿なりと  諭吉

此袋の中に入れたるは老生の手に成りし白米なりおもゆにして御用い被下度(くだされたく)曾て臼の詩あり序なから記して一笑に供す 父母吾を生み妻吾を輔(たす)く 満門の子女常に相娯(たのし)む 乃翁(だいおう)には別に保身の法有り 三十余年汝と倶(とも)にす 諭吉 手用の米臼に題す

此袋の中に入れたるは老生の手に成りし白米なりおもゆにして御用い被下度(くだされたく)曾て臼の詩あり序なから記して一笑に供す 父母吾を生み妻吾を輔(たす)く 満門の子女常に相娯(たのし)む 乃翁(だいおう)には別に保身の法有り 三十余年汝と倶(とも)にす 諭吉 手用の米臼に題す

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誰か道(い)う仏恩能く人を済(すく)うと 人間の仏を済うも亦前因あり 光明遍照す金円の徳 摂取したり観音堕落の身を 古銅仏を購う

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一面は真相、一面は空 人間万事邈(ばく)として窮り無し 多言話し去るも君笑うを休(や)めよ 亦是れ先生百戯の中

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誰道恩能済人 々間済仏亦前因 光明遍照金円徳 摂取観音堕落身

購古銅仏

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黒雲明月を吐き 霖雨晴天を報ず 天変と人事と 由来偶然ならず

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一面真相一面空 人間万事邈無窮 多言話去君休笑 亦是先生百戯中

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吾は是れ十方世界の身 由来到る処 に物と相親しむ 人言聞き去りて皆善と称す 耳順何ぞ期せん六十の春 年六十戯れに賦す

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白頭自(みずか)ら笑う苦辛の頻(しき)りなるを 方寸の紙中に写し得て真なり 五十年齢正に一を虧(か)く 今茲(ことし)尚お未だ非を識らざるの人 壬午[明治15年]初秋写真

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鄙事(ひじ)に多能なりき少年の日は 立身して自(みずか)ら笑う却って身を壊(やぶ)るを 浴余閑坐して肌は全く浄(きよ)し 曾て是れ綿糸もて瘃(あかぎれ)を縫いし人 明治十五年七月 森君の為

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黒雲吐明月 霖雨報晴天 天変与人事 由来不偶然

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日出の東、日没の西 春風万里五雲斉(ひと)し 帝京の朝賀、人已(すで)に散ずるも 台北台南、鶏未だ啼(な)かず 丙申[明治29年]元旦

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福翁六十今四を加う 活動尚お能く手もて自(みずか)ら舂(うすづ)く 巨臼却って嗤(わら)う山に似て静かなるを 衰朽に堪えずして五たび容(かたち)を新たにす  丁酉[明治30年]春 第五の米臼を新調す

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聖世民人何所思 新年嘉例祝無非 瑞雲万里春如海 帝徳於吾恰不知

癸未元旦 諭

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言う是れ扶桑は海東に冠たりと 国光は須(すべか)らく旭光と同じかるべし 他山の石は取れども尽くる無し 惜しむ莫(なか)れ十分に玉を攻(おさ)むるの功を 時事新報

言う是れ扶桑は海東に冠たりと 国光は須(すべか)らく旭光と同じかるべし 他山の石は取れども尽くる無し 惜しむ莫(なか)れ十分に玉を攻(おさ)むるの功を 時事新報

聖世の民人何の思う所ぞ 新年の嘉例(かれい)、無非を祝す 瑞雲(ずいうん)万里、春、海の如く 帝徳吾に於て恰(あた)かも知らざるがごとし 癸未元旦 諭

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白頭自笑苦辛頻 方寸紙中写得真 五十年齢正虧一 今茲尚未識非人
壬午初写真

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適々豈唯風月耳 渺茫塵界自天真 世情休説不如意 無意人乃如意人

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適々は豈に唯だ風月のみならんや  渺茫(びょうぼう)たる塵界も自ら天真なり 世情説くを休(や)めよ意の如くならずと 無意の人は乃(すなわ)ち如意の人なり

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世論は憐む佗(か)の苦辛の多きを 生民誰か是れ王臣ならざる 鮑[魴]魚赬尾(ほうぎょていび)は政壇の事 吾は仰ぐ帝家万歳の春を   帝室論稿成る 諭

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四海真に知る徳必ず隣りあるを 自由の在る所の里は乃(すなわ)ち仁なり 聞くならく北米華旗の国には 夙(つと)に西より来りて帰化する人有りと

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毫(ふで)を閣(お)き莞爾として吾が拙を笑う 夫子は自(みずか)ら醒むれども世の眠れるを奈(いかん)せん 数百千言の国権論  硝鉄一声の煙に如かず 国権論稿成る

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日出之東日没西 春風万里五雲斉 帝京朝賀人已散 台北台南鶏未啼
丙申元旦

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吾是十方世界身 由来到処物相親 人言聞去皆称善 耳順何期六十春

年六十戯賦

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思う所無く還(ま)た思う所有り 半生の心事吾が非を笑う 兎烏五十等閑に去って 天命如何尚お知らず  諭 癸未[明治16年]元旦

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Uploaded: 2021-07-21