適々は豈に唯だ風月のみならんや 渺茫(びょうぼう)たる塵界も自ら天真なり 世情説くを休(や)めよ意の如くならずと 無意の人は乃(すなわ)ち如意の人なり
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適々豈唯風月耳 渺茫塵界自天真 世情休説不如意 無意人乃如意人
金の無いのが弱身なり : 豈欧米人に劣らんや : 和歌山市会議場に於て : 紙上講演
独逸人の対外観念 : 日本には表面隔意なきが如し
運賃同盟内輪から解散を提唱 : 醵出金意の如く集まらず
「かんぺら門兵へ 沢村しやばく」「髭の意休 坂東三津五郎」
「かんぺら門兵へ 沢村しやばく」「髭の意休 坂東三津五郎」
改造は独逸へ : 微塵無駄のない実生活は国難に会うて彼の如く根強く力強いものであった : 学ぶべき衣食住
困難な経済封鎖伊エ開戦は不可避 : きょうの重大閣議を前に英の真意を打診す : 英・往年の意気如何
馬来半島の大鉄鉱 : 漢冶萍からの供給不如意を補う : 日本鋼材の海外進出実現
多難なる時局―政府、打開に苦慮 : 首相の注意もさして効なく閣内ようやく不統一
禁酒の断行から茶呑みになった米人 : 喫茶店が雨後の筍の如く殖えた
小売相場の下らぬのは購買力が強いから : 値下には全く誠意ない商人 : 消費高が減じたら下ろう
少壮意気なく老客火を吐く : 軍閥の如き党閥=普通選挙と無自覚の国民=少壮代議士何の顔色!
修正意見が白熱化した普選案は一体どうなる : 三派の態度如何によっては或は政界に時ならぬ波瀾
黄氏一派の勢力今や全く地を払う : 殊勲者何氏も引揚の外ない : 意外の人物の登場を見ん
「娘をなべでくう」「うでをみがく人」「女にまかれる人」「めからはなにぬける」「ての長い人」「だいこげいしや」「したの長い人」
台湾の自治制と遠大な督府の理想 : 産業助成、油田開発にも斯くの如き熱と意気込を
政権や政綱の批評は禁ぜぬ : 選挙人鼓舞の意味で : 近く内務省から発表

本区のホームページが新しくなりました ~さらに多くの人たちが利用しやすいように~
蜘蛛の巣の如うな阪神間の電車網 : 夥しい特許線や出願線で一寸名前も憶えられぬ
長期ストの仇はこの一票で / 一人洩れなく国会に送ろう! / 総選挙と組合員の決意
生糸取引所で大阪側又もや運動 : 『商相は認可の内意を洩らした』 : 横浜、神戸、大阪の三角関係如何
夏期児童対策をおえて 学生の意見から / やめよう「あづけっぱなし」 / 子供は三池の貴重な財産
母校殺されんとす : 我等は血を以て争わねばならぬと火の如き意気で集った三百人 : 長浜農学の卒業生大会

適々豈唯風月耳 渺茫塵界自天真 世情休説不如意 無意人乃如意人

吾は是れ十方世界の身 由来到る処 に物と相親しむ 人言聞き去りて皆善と称す 耳順何ぞ期せん六十の春 年六十戯れに賦す

一面真相一面空 人間万事邈無窮 多言話去君休笑 亦是先生百戯中

吾是十方世界身 由来到処物相親 人言聞去皆称善 耳順何期六十春 年六十戯賦
![福翁六十今四を加う 活動尚お能く手もて自(みずか)ら舂(うすづ)く 巨臼却って嗤(わら)う山に似て静かなるを 衰朽に堪えずして五たび容(かたち)を新たにす 丁酉[明治30年]春 第五の米臼を新調す](http://iiif.lib.keio.ac.jp/iipsrv/FIB/tif/52.tif/full/256,/0/default.jpg)
福翁六十今四を加う 活動尚お能く手もて自(みずか)ら舂(うすづ)く 巨臼却って嗤(わら)う山に似て静かなるを 衰朽に堪えずして五たび容(かたち)を新たにす 丁酉[明治30年]春 第五の米臼を新調す

福翁六十今加四 活動尚能手自舂 巨臼却嗤似山静 不堪衰朽五新容 丁酉春新調第五米臼

一面は真相、一面は空 人間万事邈(ばく)として窮り無し 多言話し去るも君笑うを休(や)めよ 亦是れ先生百戯の中

小窓汗を揮って稿初めて成る 十万言中無限の情 定論唯だ期す棺を蓋(おお)うの後 是非は今日人の評に任す 旧作時事小言脱稿
![日出の東、日没の西 春風万里五雲斉(ひと)し 帝京の朝賀、人已(すで)に散ずるも 台北台南、鶏未だ啼(な)かず 丙申[明治29年]元旦](http://iiif.lib.keio.ac.jp/iipsrv/FIB/tif/77.tif/full/256,/0/default.jpg)
日出の東、日没の西 春風万里五雲斉(ひと)し 帝京の朝賀、人已(すで)に散ずるも 台北台南、鶏未だ啼(な)かず 丙申[明治29年]元旦

少小にして初めて伊呂波を知り 姓名略(ほ)ぼ記して佗(ほか)を求めず 如今筆を弄す君笑うを休(や)めよ 却って覚ゆ天真爛熳の多きを 諭

Secrets of Painting, After Wang Wei

異客相逢う君驚く莫(なか)れ 今吾自(みずか)ら笑う故吾の情 西遊記し得たり廿年の夢 剣を帯びて横行す竜動(ロンドン)城 旧作明治十三年朝鮮使節渡来

鄙事(ひじ)に多能なりき少年の日は 立身して自(みずか)ら笑う却って身を壊(やぶ)るを 浴余閑坐して肌は全く浄(きよ)し 曾て是れ綿糸もて瘃(あかぎれ)を縫いし人 明治十五年七月 森君の為
![世論は憐む佗(か)の苦辛の多きを 生民誰か是れ王臣ならざる 鮑[魴]魚赬尾(ほうぎょていび)は政壇の事 吾は仰ぐ帝家万歳の春を 帝室論稿成る 諭](http://iiif.lib.keio.ac.jp/iipsrv/FIB/tif/79.tif/full/256,/0/default.jpg)
世論は憐む佗(か)の苦辛の多きを 生民誰か是れ王臣ならざる 鮑[魴]魚赬尾(ほうぎょていび)は政壇の事 吾は仰ぐ帝家万歳の春を 帝室論稿成る 諭

一面は真相、一面は空 人間万事邈(ばく)として窮り無し 多言話し去るも君笑うを休(や)めよ 亦是れ先生百戯の中 老翁百話書中の詩

日出之東日没西 春風万里五雲斉 帝京朝賀人已散 台北台南鶏未啼 丙申元旦

誰道恩能済人 々間済仏亦前因 光明遍照金円徳 摂取観音堕落身 購古銅仏

鄙事多能少年日 立身自笑却壊身 浴余閑坐肌全浄 曾是綿糸縫瘃人 明治十五年七月為森君

少小初知伊呂波 姓名略記不求佗 如今弄筆君休笑 却覚天真爛熳多 諭

黒雲吐明月 霖雨報晴天 天変与人事 由来不偶然
Leaf from Album Depicting the Sixteen Lohans (Arhats)

誰か道(い)う仏恩能く人を済(すく)うと 人間の仏を済うも亦前因あり 光明遍照す金円の徳 摂取したり観音堕落の身を 古銅仏を購う

行路何ぞ須(もち)いん世の譁(かまびす)しきを避くるを 書生到る処に計輙(すなわ)ち嘉なり 紅塵市上営々の苦 正に是れ泥中君子の花 学者実業に就く

無所思還有所思 半生心事笑吾非 兎烏五十等閑去 天命如何尚不知 諭 癸未元旦
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Uploaded: 2021-07-21
