聖世の民人何の思う所ぞ 新年の嘉例(かれい)、無非を祝す 瑞雲(ずいうん)万里、春、海の如く 帝徳吾に於て恰(あた)かも知らざるがごとし 癸未元旦 諭

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聖世民人何所思 新年嘉例祝無非 瑞雲万里春如海 帝徳於吾恰不知

癸未元旦 諭

聖世民人何所思 新年嘉例祝無非 瑞雲万里春如海 帝徳於吾恰不知 癸未元旦 諭

無所思還有所思 半生心事笑吾非 兎烏五十等閑去 天命如何尚不知   諭

癸未元旦

無所思還有所思 半生心事笑吾非 兎烏五十等閑去 天命如何尚不知   諭 癸未元旦

思う所無く還(ま)た思う所有り 半生の心事吾が非を笑う 兎烏五十等閑に去って 天命如何尚お知らず  諭 癸未[明治16年]元旦

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世論は憐む佗(か)の苦辛の多きを 生民誰か是れ王臣ならざる 鮑[魴]魚赬尾(ほうぎょていび)は政壇の事 吾は仰ぐ帝家万歳の春を   帝室論稿成る 諭

世論は憐む佗(か)の苦辛の多きを 生民誰か是れ王臣ならざる 鮑[魴]魚赬尾(ほうぎょていび)は政壇の事 吾は仰ぐ帝家万歳の春を   帝室論稿成る 諭

「青楼仁和嘉尽(せいろうにわかづくし)」 「里月恋名取さとのつきこひのなとり」

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此袋の中に入れたるは老生の手に成りし白米なりおもゆにして御用い被下度(くだされたく)曾て臼の詩あり序なから記して一笑に供す 父母吾を生み妻吾を輔(たす)く 満門の子女常に相娯(たのし)む 乃翁(だいおう)には別に保身の法有り 三十余年汝と倶(とも)にす 諭吉 手用の米臼に題す

此袋の中に入れたるは老生の手に成りし白米なりおもゆにして御用い被下度(くだされたく)曾て臼の詩あり序なから記して一笑に供す 父母吾を生み妻吾を輔(たす)く 満門の子女常に相娯(たのし)む 乃翁(だいおう)には別に保身の法有り 三十余年汝と倶(とも)にす 諭吉 手用の米臼に題す

「男女振分寿出世双六」 「御新造 お石 一 中老 三 こしもと 四めのと」「花娘 小浪 一 ごしんぞ 二 中老 六 茶や女」「百姓 朝倉当吾 二 けんじゆつ 四 からう 六 あきんと」「剣術 曙源太 一 とり 四 どうらく 五 むこ」「手代 刀屋半七 一 がくもん 二 ねんき 三 しんばう」「辛抱 岩川次郎吉 二 からう 四 百性 五 手代」「茶屋女 かさもりおせん 一 げいしや 三 ゆう女 六 こしもと」

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癸未元旦 諭

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四海真に知る徳必ず隣りあるを 自由の在る所の里は乃(すなわ)ち仁なり 聞くならく北米華旗の国には 夙(つと)に西より来りて帰化する人有りと

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白頭自笑苦辛頻 方寸紙中写得真 五十年齢正虧一 今茲尚未識非人
壬午初写真

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黒雲明月を吐き 霖雨晴天を報ず 天変と人事と 由来偶然ならず

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白頭自(みずか)ら笑う苦辛の頻(しき)りなるを 方寸の紙中に写し得て真なり 五十年齢正に一を虧(か)く 今茲(ことし)尚お未だ非を識らざるの人 壬午[明治15年]初秋写真

白頭自(みずか)ら笑う苦辛の頻(しき)りなるを 方寸の紙中に写し得て真なり 五十年齢正に一を虧(か)く 今茲(ことし)尚お未だ非を識らざるの人 壬午[明治15年]初秋写真

誰か道(い)う仏恩能く人を済(すく)うと 人間の仏を済うも亦前因あり 光明遍照す金円の徳 摂取したり観音堕落の身を 古銅仏を購う

誰か道(い)う仏恩能く人を済(すく)うと 人間の仏を済うも亦前因あり 光明遍照す金円の徳 摂取したり観音堕落の身を 古銅仏を購う

少小にして初めて伊呂波を知り 姓名略(ほ)ぼ記して佗(ほか)を求めず 如今筆を弄す君笑うを休(や)めよ 却って覚ゆ天真爛熳の多きを  諭

少小にして初めて伊呂波を知り 姓名略(ほ)ぼ記して佗(ほか)を求めず 如今筆を弄す君笑うを休(や)めよ 却って覚ゆ天真爛熳の多きを  諭

黒雲吐明月 霖雨報晴天 天変与人事 由来不偶然

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少小初知伊呂波 姓名略記不求佗 如今弄筆君休笑 却覚天真爛熳多   諭

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誰道恩能済人 々間済仏亦前因 光明遍照金円徳 摂取観音堕落身

購古銅仏

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四海真知徳必隣 自由所在里乃仁 聞言北米華旗国 夙有西来帰化人

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思う所無く還(ま)た思う所有り 半生の心事吾が非を笑う 兎烏五十等閑に去って 天命如何尚お知らず  諭 癸未[明治16年]元旦

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一面は真相、一面は空 人間万事邈(ばく)として窮り無し 多言話し去るも君笑うを休(や)めよ 亦是れ先生百戯の中

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言う是れ扶桑は海東に冠たりと 国光は須(すべか)らく旭光と同じかるべし 他山の石は取れども尽くる無し 惜しむ莫(なか)れ十分に玉を攻(おさ)むるの功を 時事新報

言う是れ扶桑は海東に冠たりと 国光は須(すべか)らく旭光と同じかるべし 他山の石は取れども尽くる無し 惜しむ莫(なか)れ十分に玉を攻(おさ)むるの功を 時事新報

毫(ふで)を閣(お)き莞爾として吾が拙を笑う 夫子は自(みずか)ら醒むれども世の眠れるを奈(いかん)せん 数百千言の国権論  硝鉄一声の煙に如かず 国権論稿成る

毫(ふで)を閣(お)き莞爾として吾が拙を笑う 夫子は自(みずか)ら醒むれども世の眠れるを奈(いかん)せん 数百千言の国権論  硝鉄一声の煙に如かず 国権論稿成る

Poem at Age Eighty-Four

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一面真相一面空 人間万事邈無窮 多言話去君休笑 亦是先生百戯中

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鄙事(ひじ)に多能なりき少年の日は 立身して自(みずか)ら笑う却って身を壊(やぶ)るを 浴余閑坐して肌は全く浄(きよ)し 曾て是れ綿糸もて瘃(あかぎれ)を縫いし人 明治十五年七月 森君の為

鄙事(ひじ)に多能なりき少年の日は 立身して自(みずか)ら笑う却って身を壊(やぶ)るを 浴余閑坐して肌は全く浄(きよ)し 曾て是れ綿糸もて瘃(あかぎれ)を縫いし人 明治十五年七月 森君の為

Chinese-style Couplet in Seven-character Phrases

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世論は憐む佗(か)の苦辛の多きを 生民誰か是れ王臣ならざる 鮑[魴]魚赬尾(ほうぎょていび)は政壇の事 吾は仰ぐ帝家万歳の春を   帝室論稿成る 諭

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日出之東日没西 春風万里五雲斉 帝京朝賀人已散 台北台南鶏未啼
丙申元旦

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日出の東、日没の西 春風万里五雲斉(ひと)し 帝京の朝賀、人已(すで)に散ずるも 台北台南、鶏未だ啼(な)かず 丙申[明治29年]元旦

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吾は是れ十方世界の身 由来到る処 に物と相親しむ 人言聞き去りて皆善と称す 耳順何ぞ期せん六十の春 年六十戯れに賦す

吾は是れ十方世界の身 由来到る処 に物と相親しむ 人言聞き去りて皆善と称す 耳順何ぞ期せん六十の春 年六十戯れに賦す

人生幾許(いくばく)ぞ漫(みだ)りに説くを休(や)めよ 二百五十は天寿の真なり 清雅八旬纔(わず)かに過ぎ去りて 姥姑山上正に春を催す 姑山老先生に贈り奉る 西人言える有り 人は生れて二十五歳にして体格を成す 其の数を十倍すれば則ち天寿なりと  諭吉

人生幾許(いくばく)ぞ漫(みだ)りに説くを休(や)めよ 二百五十は天寿の真なり 清雅八旬纔(わず)かに過ぎ去りて 姥姑山上正に春を催す 姑山老先生に贈り奉る 西人言える有り 人は生れて二十五歳にして体格を成す 其の数を十倍すれば則ち天寿なりと  諭吉

Last Updated:

Uploaded: 2021-07-21