Sound of Rain as the Storm Clears

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児戯、戯れ来る六十年 一身の苦楽、天然に附す 癡心、自(みずか)ら笑う尚お去り難きを 枉(ま)げて摂生を学んで瓦全を祈る 還暦 ※還暦は明治27年にあたるが、日清戦争中のため、賀莛を1年延期した。

児戯、戯れ来る六十年 一身の苦楽、天然に附す 癡心、自(みずか)ら笑う尚お去り難きを 枉(ま)げて摂生を学んで瓦全を祈る 還暦 ※還暦は明治27年にあたるが、日清戦争中のため、賀莛を1年延期した。

鄙事(ひじ)に多能なりき少年の日は 立身して自(みずか)ら笑う却って身を壊(やぶ)るを 浴余閑坐して肌は全く浄(きよ)し 曾て是れ綿糸もて瘃(あかぎれ)を縫いし人 (以下小字) 諭吉は少小にして母に事えて家事を執り園に灌ぎ薪を採り凡百の力役為さざる所無し。冬の日に或は手足に皹瘃(あかぎれ)を生じ疼痛に堪えざるもの有らば則ち綿糸もて瘃裂の創口を縫いて灌ぐに熱油を以てす。創も亦輙(すなわ)ち癒ゆ。当時身体の屈強なること知る可し。今は則ち然らず。頃日浴後偶(たまた)ま感を記す。

鄙事(ひじ)に多能なりき少年の日は 立身して自(みずか)ら笑う却って身を壊(やぶ)るを 浴余閑坐して肌は全く浄(きよ)し 曾て是れ綿糸もて瘃(あかぎれ)を縫いし人 (以下小字) 諭吉は少小にして母に事えて家事を執り園に灌ぎ薪を採り凡百の力役為さざる所無し。冬の日に或は手足に皹瘃(あかぎれ)を生じ疼痛に堪えざるもの有らば則ち綿糸もて瘃裂の創口を縫いて灌ぐに熱油を以てす。創も亦輙(すなわ)ち癒ゆ。当時身体の屈強なること知る可し。今は則ち然らず。頃日浴後偶(たまた)ま感を記す。

慶應義塾は単に一所の学塾として自から甘んずるを得ず。其目的は我日本国中に於ける気品の泉源、智徳の模範たらんことを期し、之を実際にしては居家、処世、立国の本旨を明にして、之を口に言うのみにあらず、躬行(きゅうこう)実践、以て全社会の先導者たらんことを欲するものなり。  以上は曾て人に語りし所の一節なり 福沢諭吉書 ※明治29年11月1日開催の慶應義塾旧友会における演説の一節。その演説は同年11月3日の時事新報紙上に社説として掲載された。慶應義塾では、この文章を「慶應義塾之目的」と称している。

慶應義塾は単に一所の学塾として自から甘んずるを得ず。其目的は我日本国中に於ける気品の泉源、智徳の模範たらんことを期し、之を実際にしては居家、処世、立国の本旨を明にして、之を口に言うのみにあらず、躬行(きゅうこう)実践、以て全社会の先導者たらんことを欲するものなり。  以上は曾て人に語りし所の一節なり 福沢諭吉書 ※明治29年11月1日開催の慶應義塾旧友会における演説の一節。その演説は同年11月3日の時事新報紙上に社説として掲載された。慶應義塾では、この文章を「慶應義塾之目的」と称している。

Chinese-style Octave in Seven-character Phrases

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Poem Dated 1821

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慶應義塾は単に一所の学塾として自から甘んするを得す其目的は我日本国中に於ける気品の泉源智徳の模範たらんことを期し之を実際にしては居家処世立国の本旨を明にして之を口に言ふのみにあらす躬行実践以て全社会の先導者たらんことを欲するものなり 
以上は曾て人に語りし所の一節なり 福澤諭吉書

慶應義塾は単に一所の学塾として自から甘んするを得す其目的は我日本国中に於ける気品の泉源智徳の模範たらんことを期し之を実際にしては居家処世立国の本旨を明にして之を口に言ふのみにあらす躬行実践以て全社会の先導者たらんことを欲するものなり  以上は曾て人に語りし所の一節なり 福澤諭吉書

紅塵纔(わず)かに払って東京を出づ 一日にして旅魂尚お未だ成らず 半夜山風夢を驚かし去れば 却って疑う門外に馬車の声かと   諭吉  己[乙]酉[明治18年]五月塔沢浴泉中の作

紅塵纔(わず)かに払って東京を出づ 一日にして旅魂尚お未だ成らず 半夜山風夢を驚かし去れば 却って疑う門外に馬車の声かと   諭吉  己[乙]酉[明治18年]五月塔沢浴泉中の作

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鄙事多能少年日 立身自笑却壊身 浴余閑坐肌全浄 曾是綿糸縫瘃人

(以下小字)
諭吉少小事母而執家事灌園採薪凡百力役無所不為冬日或有手足生皹瘃不堪疼痛則綿糸縫瘃裂之創口而灌以熱油創亦輙癒当時身体之屈強可知今則不然頃日浴後偶記感

鄙事多能少年日 立身自笑却壊身 浴余閑坐肌全浄 曾是綿糸縫瘃人 (以下小字) 諭吉少小事母而執家事灌園採薪凡百力役無所不為冬日或有手足生皹瘃不堪疼痛則綿糸縫瘃裂之創口而灌以熱油創亦輙癒当時身体之屈強可知今則不然頃日浴後偶記感

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Last Updated: 2020-11-30

Uploaded: 2021-07-22