
佐渡の桜の名所は随所にある。沢根町の沢根小学校校庭で、花見を楽しむ学生たち

大学紛争で東大安田講堂にたてこもって抵抗する学生を排除しようとして、機動隊は安田講堂に向けて放水、激しい攻防戦を繰り広げた

『先生と悪ガキ』:(31)図画の先生の、骨の折れる、こまやかな仕事、若い生徒たちのゆがみやズレを正していくというやっかいな仕事はひとえに、そしてつねに、彼の奮闘しだいなのだ!

鉄塔撤去に抗議集会が開かれ農民支援学生らと機動隊とが激しく衝突。双方400人以上負傷者を出した

鉄塔撤去に抗議集会が開かれ農民支援学生らと機動隊とが激しく衝突。双方400人以上負傷者を出した

大河内前総長の後を引き受けた加藤総長代行は、秩父宮ラグビー場で、反日共系学生の反対を押し切り、7学部代表と10項目にわたる確認書を取り交わした

『できごと』:(169)警視総監の次の声明 事故を防ぐために、馬車と馬は接近してくることを歩行者たちに知らせるベルがなければマカダム道路を通行することはできません

新たなる聖アントニウスの誘惑 ちょうどまさにこんなときに、ヴェロンという名の偉大なる巨漢の罪人が、神の恩寵にふれたと思い込んだのだった。新聞稼業は神父生活みたいなもんだった、と顧みて彼は隠者になり、モンマルトルの険しい山また山の懐にある荒れ地へと引きこもった。そこで彼は昼夜を問わずお祈り三昧をつづけて、悔悛のしるしに『コンスティテューショネル』の定期購読者名簿を再読しつづけるという苦行をみずからに課したのだった─食べ物といえばルニョーの練り薬だけで、それもヴェロンはごくたまに、ほんのちょっぴり口にしただけだった。─悪魔は、このいかにもいい子ぶった、思いもよらない宗旨変えにいらいらして、聖ヴェロンを誘惑して屈服させるのに手を変え品を変えしてみたのだが、われらが気高き修道士は、このところ自分にとってずいぶんと魅力的に映っていたいろんなものに、あっぱれ抗う術を心得ていたのだった。みずからヴェロン誘惑に乗り出し『コンスティテューショネル』となってやってきた大魔王サタンは、パリへ戻る道すがら怒り狂っていたらしい。─モンマルトルの隠者は爾来もっとも偉大なる聖人に列せられ、パリジャンの報道関係者の誉れとなって、とくに鼻風邪をひいた不運な人々の嘆願を受けている

『ロベール・マケール』(続):(17)野生の人 哲学は、ベルトラン君、われわれ二人の性格をその体格からうまく説明してくる・・・君には弱さ、おれには力・・・君にはずるさで、おれには勇気だ・・・君はキヅタで、おれは樫。おれなしでは、警察から吹いてくるどんなかすかなそよ風も君を不幸の激流に突き落としてしまうだろう・・・おれのそばを離れるなよ、そして君の武器にしっかり書いておけ−死にたくなければ、すがりつけってな

『ロベール・マケール』(続):(17)野生の人 哲学は、ベルトラン君、われわれ二人の性格をその体格からうまく説明してくる・・・君には弱さ、おれには力・・・君にはずるさで、おれには勇気だ・・・君はキヅタで、おれは樫。おれなしでは、警察から吹いてくるどんなかすかなそよ風も君を不幸の激流に突き落としてしまうだろう・・・おれのそばを離れるなよ、そして君の武器にしっかり書いておけ−死にたくなければ、すがりつけってな

『議員さんのいる風景』:(1)選挙活動「親愛なるフィロシャールさん、ではまた明日・・・仮に私が落選するようなことがありましても、立候補しなければあなたとお知り合いになる機会もなかったんですから、そのことが私を慰めてくれるでしょう!・・・」「ああ先生!・・・ああ先生!・・・」

『できごと』:(105)アイソンの若返りにならって『コンスティテューショネル』の若返り デ・ショムプル先生の本読んだら、すんごく年取ったアイソンってやつが、マシュマロの素やらトカゲやら甘草やらヒキガエルやら、なにやら薬味みたいなもんをごった混ぜにした鍋で自分をぐつぐつ煮て、完璧に若返ってたんだ・・・これだよこれ、だけどもうこの煮物のちゃんとした作り方はわかんなくなっちゃってるって、そりゃあそうだろうな・・・しょうがないからこっちはこっちで、こんなんでいいかなってのを作ってはみたんだけど、これがまたぞっとするほど高いもんについちまって!やれやれ、これじゃわが老いぼれちゃんをガナ氏詰めにして・・・、ジャムにでもしてとっといたほうがましじゃねえかって気がしてきたとこさ!

『青鞜派』:(13)「ちょっとお邪魔でしたら失礼・・・でもおわかりいただけるでしょう、今、新しい小説を執筆中で、たくさんの昔の作家について調べものをしなきゃならないのよ!・・・」(男性のわきぜりふ)「昔の作家だって!・・・まったく、そんなのその作家たちが生きているうちに調べておけばよかったじゃないか。彼らと同世代なんだろうからさ!・・・」

『博物学講座』:(12)ワニザメ ここでは古代人にはタンタロスとして知られ、いまどきのドイツの中学校の理科の先生なんぞに言わせりゃ文無しの美食家だっていう、ワニザメの変種で我慢してもらわなけりゃいけない。この大食らいのクジラみたいな生き物は、食料品屋のあるとこには必ずといっていいほど、うようよしているのが見かけられる。歯はとんがっていて、長いこと使わないでいるため伸び放題、というのも、目ばっかりで物をむさぼり食らうからなんだ。これと思う獲物の前で日がな一日じいっと動かずにいるという不屈の努力を重ねたあかつきには、ときに首筋をちがえるという幸運に見舞われ、その日を終えることもあるという。欲望と希望の空費で自らを養っているので、目をみはるばかりに痩せ細っている。大海原を泳いでいるその種のほかの魚とはまったく異なり、この種のワニザメはいつも乾いたところにいる

『パリのおのぼりさん』:(1)到着「えっ、もう部屋がないって!・・・」「あなたの帽子用の箱を置く場所さえありませんよ」「でも、相部屋ならどうかね?」「もう21人のイギリスの方たちがおりますが」「屋根裏部屋は?」「サヴォワの人たち11人を入れてしまいました」「地下室は?」「15人のポーランド人がすでに入っております」「ああ、やれやれ・・・ああ畜生・・・ちぇっ、なんてこった!では私たちは車よけの片隅で夜を明かすことになるのかい?」「そうなさるのが一番ですよ、そうすればなにか起こったとき、見回りの警官がすぐに助けてくれますからね。警察署のサン・マルタン室で寝るように連れていってくれますよ!・・・住所不定の人々と身分証明を持たないプードルたち専用の場所ですがね!・・・」
最終更新日: 2021-03-14
登録日: 2022-03-17
