
『1852年のパリジャン』:(3)愛好家の席―オペラ座で見られる光景

『パリジャンの胸さわぎ』:(15)ギャルソン、こりゃひどいよ・・・ビールを一杯飲んでいる隙に、僕の帽子が持っていかれちまったんだよ。こんな帽子じゃあどうしようもない。これなら鍋をかぶったほうがまだましだよ。鍋を持ってきてくれたまえ!・・・

『パリジャンの胸さわぎ』:(15)ギャルソン、こりゃひどいよ・・・ビールを一杯飲んでいる隙に、僕の帽子が持っていかれちまったんだよ。こんな帽子じゃあどうしようもない。これなら鍋をかぶったほうがまだましだよ。鍋を持ってきてくれたまえ!・・・

『パリの舟のり』:(14)海の男「もっとしっかり、銛をひっかけろよ・・・そうじゃないとつかまえられん!」「おまえのほうはそいつの足を水につけないようにな。大切なことだ!足の裏を濡らすと風邪をひかせちまうからな」

『H・ドーミエによる―パリジャンのクロッキー』:サーカスにて 彼女は彼の娘である―あるいは彼の子どもたちを破壊し、それを否定する芸術

『中国を旅すれば』:(3) 税関 税関に着くと、旅行者はつつき回され、あちこち探られて、裸にむかれ、身ぐるみはがれる―服は入国できない、そんなものは中国で作られているから。―かつらもだめ、そんなものは作られてないから。―長靴もだめ、皮はご法度だから。―浣腸ポンプもだめ、なんか変な器具だから・・・。―なんでもかんでも没収して、残りのものには関税を支払わせる、で、それがすんだら、空気みたいに身軽になってるってわけ・・・

『できごと』:(73)息抜きの運動などというものは傑出した政治家には禁じられるべきだ、だってそういうことは彼らにヨーロッパの均衡を危うくさせちゃうから

『1852年のパリジャン』:(6)「息子のテオデュールをご紹介いたします、こいつはほとんど学校に行かないで、もう悪事をたくさんしてるんです・・・若い娘がみな彼と結婚したがってるんですよ!」「悪い子だ!・・・父さんの血を受けついでるな!」

『古代史』:(20)アレクサンドロスとディオゲネス いっちょうらのボロ着て、その日暮らしの賢人さんは/浮浪者みたい、ぷかりぷかりとキセルを一服/じっとみつめる、勇者にいわく/そこのあなた、ここの日なたから、ちょっとどいてちょ(ウジェーヌ・シュー氏の流行歌)

『1852年のパリジャン』:(9)門番「だんなさま、幸せなよき年をお祈りします」住人「よろしい、ありがとう!」門番「あんたをひどい目に合わせる奴に幸せな良き年を、って言ってんだよ、このしみったれじじい!」

『中国を旅すれば』:(2) 旅券 中国を訪れる外国人は絶対必要不可欠な手つづきに従わせられる。用紙を渡され、そこに自分がそう見られたい年齢や、やっていると称してる職業や、生まれたと決めつけて悦に入れそうな場所を記入する。それが全部終わるとこんどはだれにでも当てはまるような特徴の詳細な記述がだらだらとあって、それやこれやののちに、2フランの心づけにもかかわらず、中国政府はありがた迷惑にもその外国人に援助と手助けを1年間、貸付けてくれようとみなしてくれる

『パリジャンのタイプ』:(45)「ファクシオンというものにわしは反対なんじゃ」「ラグトの旦那、政治の話はやめましょうや!」「政治の話なんかしとらんよ。わしはただファクシオンを撤廃して欲しいと思っているだけじゃ。そろそろわしのファクシオンの番が回ってくるんじゃよ」

『当世代議士鑑 立法議会』:(13)ヴィクトル・ユゴー ある深刻な問いを出され、彼は暗い考えに没頭する。ただ暗い思考のみが深刻な問いを明らかにできる。それゆえ、彼は偉大な人物のなかで最も暗い人物である。

『当世代議士鑑 立法議会』:(13)ヴィクトル・ユゴー ある深刻な問いを出され、彼は暗い考えに没頭する。ただ暗い思考のみが深刻な問いを明らかにできる。それゆえ、彼は偉大な人物のなかで最も暗い人物である。

『パリの浮草稼業』:(1)懐中時計「安全」鎖の売人 安全鎖ってのはな、それを買ったぼんくらどもが時計を持っていることが確実にわかる、手っ取り早くて「安全な」手だてだから、そう呼ばれてんのさ。あたりにたむろしたやつらはみんなぐるで、獲物をばっちり指さすこのノロシが上がんのを、いまかいまかと手ぐすね引いて待ってんだ。ベルトランが鎖を売ったら、マケールが時計を扱うって寸法よ

『偏執狂』:(2)刺繍する男 性別のレッテルにおいてしばしば本性を危うくさせる過ちの例。このように亭主を尻に敷き、口ヒゲらしきものがあり、コルネットを吹き、コントラバスを弾く、あるいは人道主義的な小説を書く自称女性と同じように、男の手でハープをつま弾き、ネクタイを縁取りし、枠に刺繍をする、そして必要とあらば少しばかり料理もする自称男性もみられる

『人生のうるわしき日々』:(100)親への敬意「そうとも、これはレオニダスだ・・・たしかにレオニダスだとも・・・」(幸福な父親は英雄レオニダスを絵に認めたから、ほろりときて感激している)

『パリジャンのタイプ』:(6)「・・・あら、ちょっと、あなたなにを持ってらっしゃるの?」「それを言わないでくださいな、来客があるから買い物をしてきたところなんですよ」

『中国を旅すれば』:(10)中国の真っ正直 ちょっとした手ちがいで債権者に80パーセントくれてやった哀れな男は破産させられ、赤っ恥をかかされ、身を滅ぼしたあげく、これまでやってきたことすべてがおじゃんになるのを見るはめになる・・・人によく思われたり、世の中に笑顔で受け入れられたいんだったら、取るべき道はただ一つ・・・それはね、もっとずっと大それた規模でまた一からはじめて、こんどはびた一文たりともくれてやんないこった

『パリジャンの胸さわぎ』:(1)なんて冴えないやつらなんだろう・・・やつらがそそくさと逃げゆくさまをご覧よ!・・・仕事に集中できないって言うことはまさにこういうことさ!!!・・・いいかい恋人さんたちよ、こんど通りかかるときは前もって言ってくれよな。ハーレムの香水を一発お見舞いしてやるからさ・・・

『パリジャンのタイプ』:(29)話が動作になってしまう奇癖のある人と話す災難「そうなんですよ、あ、あ、あ、あいつこの私を鼻で笑ったんですよ、信じられますか。あなたも私がそれを我慢できないことは知ってるでしょう。だから、私、あいつを殴っちゃったんです・・・ほら、こんなふにね、わかるでしょ、それで私あんたを揺さぶったんですよぉ・・・おら、こんなふうにな・・・力いっぱいな」

『パリジャンの胸さわぎ』:(38)パリのベドウィン「あれっ、フィユー!・・・いつからベドウィンになったのさ?」「それを言わないでくれよ、ムサール。日曜日の大勝利者舞踏会のためにシカンダールでこの衣装を借りたんだ。生ぬるいワインと冷たい仔牛の肉でちょいと元気をつけたあと、衣装屋に服を取り戻しに行ったんだ。7リーブル10スーも払わなきゃなんないんだよ。だけど見事に一文無し・・・そんでもってあの悪党衣装屋め、借金返すまでこのまんまでアルジェのナツメヤシを売ってこいだとよ。おい、ムサール、買ってくれよー。胃にやさしい天然のジャムだよー!」「何だと!俺はフライドポテトのほうが好物なんだ!」「おいおい、俺の友達じゃないのかよ・・・ムサール」「時にはね・・・でも、トルコ人の友達はいないのさ!」

1842年のサロン 自分の姿が展示されているのにうっとりとして、ご本人さまが奥さんを連れてサロンへやってきた。そうして自分の肖像のまえに奥さんを陣どらせ、観客が群がってなにやら批評しているのをきかせて喜ばそうとする。「みろよ」とだれかが言う「ありゃあ、中国人の長官のリンさんだぜ!」「ちがうよ」と他のだれか。「あれはさ、ほら『人類進化の過程』とかさ、なんかそういうもんじゃないの!」「それはだね・・・」とカタログを手にした紳士が話に加わる。「保険斡旋業者、D・・・氏の肖像ですと」「なるほどね、あんなしけた面さげてちゃ、自分のドタマにゃ保険はかけないって寸法だね、かっぱらってくれようってやつもいないだろうし」(氏の奥方さまはいたく喜んで帰りましたとさ)

1842年のサロン 自分の姿が展示されているのにうっとりとして、ご本人さまが奥さんを連れてサロンへやってきた。そうして自分の肖像のまえに奥さんを陣どらせ、観客が群がってなにやら批評しているのをきかせて喜ばそうとする。「みろよ」とだれかが言う「ありゃあ、中国人の長官のリンさんだぜ!」「ちがうよ」と他のだれか。「あれはさ、ほら『人類進化の過程』とかさ、なんかそういうもんじゃないの!」「それはだね・・・」とカタログを手にした紳士が話に加わる。「保険斡旋業者、D・・・氏の肖像ですと」「なるほどね、あんなしけた面さげてちゃ、自分のドタマにゃ保険はかけないって寸法だね、かっぱらってくれようってやつもいないだろうし」(氏の奥方さまはいたく喜んで帰りましたとさ)
登録日: 2023-01-17
