
『夫婦善哉』:(35)ははあ!よぅし、わかったぞ!この性悪女め・・・、なんてったって、おれはおまえを1時間も見張ってたんだからな・・・。ははあ!とくとわかったぞ!・・・今晩帰ってきて、3時間分の馬車賃をおれに払わせようってんだな!

『ロベール・マケール』(続):(12)「どうかしたのか、ロベール君?心配そうな顔をして」「ああ、おれは頭にきてるんだ・・・あの株主の悪魔どもがおれをたいそう悩ますから、おれは配当金を払ってやったんだ」「なんだって!ほんものの配当金をか?」「そうさ、ちゃんと渡したさ」「で、どうするんだ」「取り戻すさ」

『望みのすべて』:(47)当直の日「おれは見張りに上るので、下りていくとこなんだ」「私は見張りを下りるので、また上って行くとこですよ!・・・」

『できごと』:(87)「おやおや!でもあんたの幻灯には何も見えないね?」「もう少し待つんじゃ!幕はまだ開いてないんじゃ」

『できごと』:(239)ル・アーブルでのスケッチ きちんとした身なりの男「私はカルフォルニアに行くんだ」みすぼらしい身なりの男「俺はたった今そこから戻って来たんだ!」

『できごと』:(239)ル・アーブルでのスケッチ きちんとした身なりの男「私はカルフォルニアに行くんだ」みすぼらしい身なりの男「俺はたった今そこから戻って来たんだ!」

『望みのすべて』:(36)「おれは飲みたいんだ!・・・」「うちは食料品屋だって言ってるでしょう!・・・」「あんた食料品屋だと・・・そうだ!食料品やならなんでも置いてるだろう・・・酒をくれ!・・・でなきゃあんたは食料品屋じゃないよ!」

『カリカチュラーナ』:(82)「こう書いてくれ―拝啓、あなたがお送りくださった手紙に対してお答えします。残念ながら『不燃性靴磨きヨーロッパ協会』の株式はすでに加入多数となりました。しかしながら、あなたのご要望は記録し、増資の募集のあかつきには、ただちにお知らせいたします。敬具、とかなんとか・・・ ロベール・マケール 支配人 これを30万枚印刷してフランス中にばらまくんだ」「なんだって?おれたちは1株ももってないし1株の注文もきてないし、1スーも持ってない。おまけにあんたは・・・」「ベルトラン、このでくのぼう、おれの言ったとおりやりゃいいんだ。よく見てろ」

『ロベール・マケール』(続):(17)野生の人 哲学は、ベルトラン君、われわれ二人の性格をその体格からうまく説明してくる・・・君には弱さ、おれには力・・・君にはずるさで、おれには勇気だ・・・君はキヅタで、おれは樫。おれなしでは、警察から吹いてくるどんなかすかなそよ風も君を不幸の激流に突き落としてしまうだろう・・・おれのそばを離れるなよ、そして君の武器にしっかり書いておけ−死にたくなければ、すがりつけってな

『ロベール・マケール』(続):(17)野生の人 哲学は、ベルトラン君、われわれ二人の性格をその体格からうまく説明してくる・・・君には弱さ、おれには力・・・君にはずるさで、おれには勇気だ・・・君はキヅタで、おれは樫。おれなしでは、警察から吹いてくるどんなかすかなそよ風も君を不幸の激流に突き落としてしまうだろう・・・おれのそばを離れるなよ、そして君の武器にしっかり書いておけ−死にたくなければ、すがりつけってな

『できごと』:(88)かわいそうなルエール氏!(舞台の袖からの)声「ほらほらどうした!飛び込もうとしてたんだろ」彼「だけど底まで沈んじゃうよ!」

『馬肉愛好家たち』:(10)学者1「私は馬肉にだんだん飽きて参りました・・・犬を食べてみようなんてまだ誰も思っていませんよ・・・われわれが試みてみますかね?・・・」学者2「もちろんですとも!・・・そいつはいいですねぇ、でも静かに話さないとわれわれの前のお犬さまに疑われてしまいますからな」

すばらしい!すばらしい!きみたちは申し分なくふるまった!きみたちをボーリューやポワシーやビセティーへ連れていってあげよう、余は満足だよ。

『カリカチュラーナ』:(33)新聞記者のロベール・マケール「新しい法律に関する記事を持ってきたぞ。こきおろしてやったよ。見てくれよ!」「いったいなにを考えてるんだ、マケールさん、おれたちゃその法律を攻撃するんじゃなくて擁護せにゃならないんだぞ。」「ああ、そっか、そっか!じゃあその法律に賛成の論調で書き直すとするか」

『二重の顔』:(1)おじと甥 上の二人:(甥、大声で)「おれはほんのばかり楽しみすぎた、よくないな」(おじ、密かに)おれは甥から相続するんだな、妙なもんだ! 下の二人:(おじ、大声で)「調子がよくないよ、おまえ」(甥、密かに)「うまくいった、おれが相続するんだ」

『ロベール・マケール』(続):(19)マケール博愛主義の相続人 「いいかね、ベルトラン、女房が死んだんだが、おれの相続の権利はいろいろと問題にされそうだ。そこでおれは、その三分の一を貧乏人どもにくれてやろうと思う、残りをただちに前払いするという条件でな・・・それにはびた一文さわらせない!・・・どうやって遺産に小細工するかだ!!」「よくやったよ、同志!もし君がモンティオン勲章を取れなかったら、君は盗まれたことになるんだ!」

『パリのおのぼりさん』:(10)アンヴァリッド廃兵院の訪問「おたくのスープはあんまり味がしないようだが・・・おいくらだね?」「あなたのお好きなように、だんなさま。・・・でも少なくとも3フランで・・・」「ええっ・・・!まったく、しょっぱいとはこのことですな・・・!」

『できごと』:(177)無駄なお悔やみ!「ああ、なんてかわいそうに。生まれたその日に死んでしまうなんて・・・ヨーロッパ中の議会に呆れられてしまうだろうに!・・・」

『できごと』:(35)空中の遊覧電車 気球飛行士「さあ、だんなさん、この景色はいかがなもんです?」ブルジョワ「おれは座席に300フランも払ったことに腹を立てていると言いたいね!・・・」

『人生のうるわしき日々』:(68)はやりのスーツ「なあ、僕が着ているスーツ、よく似合っていると思わない?」「さようでございますね、お似合いですし、経済的でございます・・・こんな短いジャケットを着ていたら、ベルが鳴ったら首尾よくドアをお開けになれますし、そのまま召使いになりすますこともできますよね!」

屋根の熱気に吹きつけられ、祖父の顔は頭蓋骨のようにもう色褪せて見える。ところで彼は何といったのでしたっけ?灼熱の焼きごてを眼に入れられようとしたときに。「僕の美しいお友達、火よ。もう少しやさしくお願いします」。大丈夫。安心なさって。姉は日傘を取りにいき、祖父は指先をまるく尖った舌で冷やしていた。

『カリカチュラーナ』:(93)「幼子が私のところに来るのをとめてはならない!・・・」「このたとえ話がわかるかね、ベルトラン?わかんねえのかよ!このうすのろ!おれたちは温情と博愛協会をつくるんだ。おれたちは将来100に対して500を与えるために10回のうち5回を受け取る・・・」「でも将来はなんで保証するんだい」「ずらかるんだよ、このうすのろ!そこでおれたちはトンチン年金に投資する」「トントン=ラララ、トンチン、トン=トン」

わたしたちはどこへ行くんだろう、どこへ行くんだろう?・・・わたしたちが歩いているのは火山のうえだよ、革命の深淵が足もとに口をあいている。・・・こんないけない熱狂の反乱で、国家の馬車は先へ行けないんだよ。

わたしたちはどこへ行くんだろう、どこへ行くんだろう?・・・わたしたちが歩いているのは火山のうえだよ、革命の深淵が足もとに口をあいている。・・・こんないけない熱狂の反乱で、国家の馬車は先へ行けないんだよ。
登録日: 2023-01-17
