
『音楽のクロッキー』:(5)紳士が、なんとか彼がピアノを弾くのと同時に歌も歌えるということを証明する―それはものすごく不愉快

『偏執狂』:(3)学者 同じものにもいろいろな種類があるように学者もいろいろ。まず物事をよく知っている学者(これはもっとも珍しい部類にはいる)、次に何も知らないか、あるいは馬鹿げていて役に立たないこと、つまり何も知らないよりもっと悪いことを知っている学者。このように多種多様にわたる学者は、ただ学者というだけで深遠にして重要な人物と見なされる。学者はとても高い地位を得、世の中にもの申す。その言葉は、まことに内容のないものなのだ。学者は快楽に満ち、病からも逃れた日々を送る。ただし、名誉の勲章とアカデミーとに隷属しているという点を除いて

『偏執狂』:(3)学者 同じものにもいろいろな種類があるように学者もいろいろ。まず物事をよく知っている学者(これはもっとも珍しい部類にはいる)、次に何も知らないか、あるいは馬鹿げていて役に立たないこと、つまり何も知らないよりもっと悪いことを知っている学者。このように多種多様にわたる学者は、ただ学者というだけで深遠にして重要な人物と見なされる。学者はとても高い地位を得、世の中にもの申す。その言葉は、まことに内容のないものなのだ。学者は快楽に満ち、病からも逃れた日々を送る。ただし、名誉の勲章とアカデミーとに隷属しているという点を除いて

『偏執狂』:(1)動物好き 動物好きの至上の幸福は自分の家に彼が取り囲まれて一生を過ごす小さな動物園を作ることである。このような人には次のようなことわざがぴったり当てはまる。「友を見て人を知る」

「だんなさん、ここはとってもいいですよ。このすばらしい眺め・・・敵が最初の砲列を組もうとする場所のちょうど真向かいです」

『偏執狂』:(5)レギュレーター レギュレーターという言葉は、通常ある種の機械に対して適用されるものであるが、このような人間に対してもあてはまめることができる。世界でもっとも精神的な都市と言われているこのパリでは、このようなたぐいの人間数十人に出会うであろう。彼らの唯一の知的作業は、毎日、パレ=ロワイヤルの正午の大砲の音に合わせて自分の懐中時計を合わせることである。ここでは、火薬はそれを発明しなかった(それほど利口ではない)人々の役に立っているのである

『偏執狂』:(5)レギュレーター レギュレーターという言葉は、通常ある種の機械に対して適用されるものであるが、このような人間に対してもあてはまめることができる。世界でもっとも精神的な都市と言われているこのパリでは、このようなたぐいの人間数十人に出会うであろう。彼らの唯一の知的作業は、毎日、パレ=ロワイヤルの正午の大砲の音に合わせて自分の懐中時計を合わせることである。ここでは、火薬はそれを発明しなかった(それほど利口ではない)人々の役に立っているのである

『当世代議士鑑 立法議会』:(13)ヴィクトル・ユゴー ある深刻な問いを出され、彼は暗い考えに没頭する。ただ暗い思考のみが深刻な問いを明らかにできる。それゆえ、彼は偉大な人物のなかで最も暗い人物である。

『当世代議士鑑 立法議会』:(13)ヴィクトル・ユゴー ある深刻な問いを出され、彼は暗い考えに没頭する。ただ暗い思考のみが深刻な問いを明らかにできる。それゆえ、彼は偉大な人物のなかで最も暗い人物である。

『音楽のクロッキー』:(13)コカルドーさん宅で開かれる音楽の夕べで歌う予定の壮大な曲を朝っぱらから繰り返し始める音楽好きの一家

『夫婦善哉』:(26)おやおや?ちっちゃないたずらっ子め、おまえもそのうち悪ガキになるな、もう、ずるがしこそうな目をしているじゃないか。こいつぁ、お父っつぁんそっくりになっちまうぞ。

『偏執狂』:(6)パリジャンの狩猟者 この上なく寛大で、害がない。勤勉な狩猟者、夜明け後に出発し、暇を潰すほかには手出ししない。彼の銃砲は博愛家であり、第4番目の戒めの忠実な遵法者である

『偏執狂』:(8)コーヒー愛好家 一杯のコーヒーはたやすく第二の天性になってしまう。この愛好家のように晩飯を食べる金がないときでさえも、消化を助けるためだといって、好きなコーヒーを飲むのを鉄則としているおかたがたくさんいる。シコレがなければ人生の味がひどく苦いものになるのは当然だ

『偏執狂』:(8)コーヒー愛好家 一杯のコーヒーはたやすく第二の天性になってしまう。この愛好家のように晩飯を食べる金がないときでさえも、消化を助けるためだといって、好きなコーヒーを飲むのを鉄則としているおかたがたくさんいる。シコレがなければ人生の味がひどく苦いものになるのは当然だ

『人生のうるわしき日々』:(19)虚しい満足 おお!・・・とうとう『モニトゥール』が私の「それなら結構」を掲載しとるじゃないか・・・少なくとも私の地区の有権者には私が会議で何も発言しないなんて、もう言わせないぞ!・・・

『できごと』:(29)エリゼ宮の扉の前で「閣下、自分はここにいないと皇太子が私めにたった今おっしゃいました!」「なにっ!われわれの助言にはもう耳を貸さないということか?」「じゃー、なんと申しますか、えー、閣下があれやこれやと吹き込まれたことに皇太子は腹を立てたんでございましょう・・・」「なんて不幸なフランスよ!ああ、なんて不幸な皇太子なんだろう!」

『できごと』:(189)ジョン・ブルはテオドロスの息子と切っても切れない絆で結ばれていることを誓う

『偏執狂』:(7)気で病む男 このようなたぐいの市民は医者の幸運であり薬局の恵みであり、白からし、パラグアイ・ルー、ルニョーの練り薬、クルソの丸薬、そして無痛の人間を和らげるすべての発明の着想を与えたのはニンフのエゲリアである。気で病む男は胸膜炎、肺結核などなどに代わるがわる身を捧げる。彼はさまざまな娯楽を楽しむために病をつぎつぎと変え、そして毎日、自分の脈を取りながら叫んでいる。「私は本当にすべての病気に立ち向かえるように不屈の健康でいなくっちゃ」と

『当世代議士鑑』:(5)クレミュー ―次は大臣だ!―変更大好き。いつの日か自分の顔を変える願いが叶うのなら、私の幸せに足りないものはなにもない!

『当世代議士鑑』:(5)クレミュー ―次は大臣だ!―変更大好き。いつの日か自分の顔を変える願いが叶うのなら、私の幸せに足りないものはなにもない!

『当世代議士鑑』:(5)クレミュー ―次は大臣だ!―変更大好き。いつの日か自分の顔を変える願いが叶うのなら、私の幸せに足りないものはなにもない!

『博物学講座』:(12)ワニザメ ここでは古代人にはタンタロスとして知られ、いまどきのドイツの中学校の理科の先生なんぞに言わせりゃ文無しの美食家だっていう、ワニザメの変種で我慢してもらわなけりゃいけない。この大食らいのクジラみたいな生き物は、食料品屋のあるとこには必ずといっていいほど、うようよしているのが見かけられる。歯はとんがっていて、長いこと使わないでいるため伸び放題、というのも、目ばっかりで物をむさぼり食らうからなんだ。これと思う獲物の前で日がな一日じいっと動かずにいるという不屈の努力を重ねたあかつきには、ときに首筋をちがえるという幸運に見舞われ、その日を終えることもあるという。欲望と希望の空費で自らを養っているので、目をみはるばかりに痩せ細っている。大海原を泳いでいるその種のほかの魚とはまったく異なり、この種のワニザメはいつも乾いたところにいる

『当世代議士鑑 立法議会』:(17)ド・サン=プリエスト 説明文つき版画(あるいは手紙つきの版画)─ド・サン=プリエストは彼の郵便改革によってだけでなく、陽気な性格によっても名高い。郵便が4スーになったから、もはやド・サン=プリエストが従事すべき事はなくなった。そこで暇つぶしに、彼は少し前から青いメガネの改革をしようとしている─少なくとも彼の眼鏡のかけかたを見るとそう思われる。

『できごと』:(86)最終稿 こうした努力のかいもなきにしもあらずや、彼はようやっと目玉をぐるっと裏返し、永遠の忘却の懐へと持って生まれた体質のまんま、いかにも立憲体制派新聞的に眠り込んだのだった
登録日: 2023-01-17
