商家店員の待遇法が漸次改って来た : =各業組合の休日調べ : 最も目醒めた織物業同業組合
店はみな早仕舞 全国会議所圧倒的賛成で商店法・愈々議会へ : 酒・ソバの出前もお気の毒様
日本最初の海運集会所 骨組は愈出来上った : 近く発起人会を開き役員選定
川崎造船所の利益金年三百万円は確実 : 債権者側も好感をもっているので整理案出来も早かろう
番頭さん小僧さんの大福音 : 大阪市中の呉服太物洋反物小売商は今月から月に一回休業 : 四大デパートメントストーアは月に二回ピッタリと扉を締めて店員全部休業ときまった
一種の労働組合仲仕の連合会が出来た : 神戸兵庫大阪横浜を打って一丸とす : 資本労働の協調に当る
一種の労働組合 : 仲仕の連合会が出来た : 神戸兵庫大阪横浜を打って一丸とす : 資本労働の協調に当る
藤永田の職工二千余四つ橋で警官隊と衝突す : 棍棒仕込杖木剣等を振って大乱闘 : 前野組の店頭破壊し去らる
経済会議休会と共に英帝国ブロック遂に結成さる : 頗る弾力性ある「協定条件」 : 諸国も参加出来る仕組み : ロンドン本社特電【二十八日発】
日本でも商業店員其他に毎週休ませる決議は実行か : 市内商業九十六組合に対して意見を聴く : 来春世界労働総会へ提出の為め : 答申は来月十五日
新しい「海の怪物」潜水作業艇の発明 : 三百尺の海底で十五時間以上も止って仕事が出来ると確信 : 発明者砂原氏が初試験に好成績
「一世一代口上 中村歌右衛門」「これより一世一代の口上を申上奉り升る 私義去冬顔見世は京都の約束致升たる所 病気にてアノ方を行申升て二の替り狂言差出し升たる所 又々病気さし起り其上江戸表にて九化の所作事仕升たる所 左りの足をけが致しあの方にてはなんばと申所せ(ひ)なく其まゝおして相勤升る 其怪我か折/\起り升て狂言中ばにて足の工合そこね升る事厶り升るなれども只今にては私功者になり升てそくざにはめ升れば又々狂言も出来升なれども 右病気故芝居之休日はあれこれ名医を頼升て養生致升る所 表よりはどふじや/\と尋ねに参り升る 親類ども打寄り是てはどふも表へすまず傍ばい共へも相済ぬゆへ なんで有ふと舞台を引くがよいと申升る 私も五十には二三年も間も厶り升 中/\一世一代致したふは厶り升んなれどもこう病気/\では所詮勤らぬ事なれば先中山文七殿五十才にて一世一代致され升たが役者共のよい手本て厶り升る 夫をまねび升て中村鶴介に三番叟の役を相勤させ升る これは文七殿一世一代の時泉川☆蔵中芝居より参り三番叟役相つとめ升たるかたを取升て厶り升る 私も首尾よふ舞納め升て江戸表におり升る関三十郎 此者は中村歌助と申升てわたくし弟子に厶り升る 此者に歌右衛門をゆづり 鶴助に芝翫をゆづり升て私は加賀屋市兵衛と改め素人に相成升たなれば市兵衛どふじやかはる事はないと御尋下さりませ 鰕十郎は幼少より兄弟ぶんに相成をり升れは此度一世一代仕升るに付なぜ相談はしてくれぬと涙こぼしていふてくれ升 中/\私も引たふは厶り升んなれ共病気故の事で厶り升る イヤ/\あれはあのやうに一世一代して又二三年の内に出るで有ふと思召御方も厶り升ふが中々大坂へは出升ぬ たびへは弐三年も参るつもりで厶り升 又々出るやうなさやうなみじゆくな私でも厶り升ん私弟子四十人から厶り升れは女形の□□は三光歌六におさとうし升るで厶り升る 是におり升る忰共又は弟子共の義御頼申度は厶り升れと余り長事申上ケまするとかへつて御たいくつと何事も申升ん 今月一ぱい仕り升れはあれも幼少よりなしみの事じやかつは大坂のぐわいぶんじやとおふせ合され升てたゞヱイトウ/\と御見物の程おそれなからすみからすみまでずいと奉希申上升る
最終更新日: 2025-07-22T01:00:29
登録日: 2025-07-23