きのう私的会談でわが最後案提出 : ボア長官再考を約す
日印会商局面急転す : 沢田・ボア私的会談行われ急速解決に向うか
英炭坑争議の前途再び暗澹 : 両代表会見決裂の事情
為替条項に就き双務的改正に賛成 : 印度側にも再考の機運動く : 沢田・ボア両氏の秘密会談
東電東力の合併談 : 両社が希望条件作成済み : 借入金と購入電力が暗礁
日印会商再び暗礁に乗上ぐ : 数量と品種別比率問題で双方の主張対立す
再び生れ出る無産党明日ごろ結党式か : 長時間にわたる秘密懇談会で暗礁もすらすらと除かる
経済会議再び暗礁へ : 為替安定不調なら仏国は会議脱退 : 英首相に最後通牒 : 米大統領に英首相泣つく
わが代表部最後訓電を待つ : 沢田代表とボア商相突如私的会見 : 問題は綿布割当の前提条件
日本の宣言書で各国の再調印は不要 : 最後の暗礁が取除かれたと米国官辺のよろこび : 不戦条約案通過の波動
利権問題に関して両代表の私的会談 : 芳沢氏飽迄我要求を支持
談判再び不調に終る : 出勤職工は怠業状態 : 前途益暗憺の藤永田争議
広田、ハルト両相懇談、意見一致しバタヴィヤ会商再開 : 同氏滞京中に極力準備工作 : 日蘭関係打開されん
米国新関税法案審議停頓事情 : 再び両院協議会の手で最後の修正を加えて成立の見込着く
決裂の他なき停戦会議 : 会議は全く後戻り 最初から蒸し返す : 根本原則に大間隔を発見 再び重大危機に直面 : 上海にて野坂黒田両特派員【二十八日発】
「一世一代口上 中村歌右衛門」「これより一世一代の口上を申上奉り升る 私義去冬顔見世は京都の約束致升たる所 病気にてアノ方を行申升て二の替り狂言差出し升たる所 又々病気さし起り其上江戸表にて九化の所作事仕升たる所 左りの足をけが致しあの方にてはなんばと申所せ(ひ)なく其まゝおして相勤升る 其怪我か折/\起り升て狂言中ばにて足の工合そこね升る事厶り升るなれども只今にては私功者になり升てそくざにはめ升れば又々狂言も出来升なれども 右病気故芝居之休日はあれこれ名医を頼升て養生致升る所 表よりはどふじや/\と尋ねに参り升る 親類ども打寄り是てはどふも表へすまず傍ばい共へも相済ぬゆへ なんで有ふと舞台を引くがよいと申升る 私も五十には二三年も間も厶り升 中/\一世一代致したふは厶り升んなれどもこう病気/\では所詮勤らぬ事なれば先中山文七殿五十才にて一世一代致され升たが役者共のよい手本て厶り升る 夫をまねび升て中村鶴介に三番叟の役を相勤させ升る これは文七殿一世一代の時泉川☆蔵中芝居より参り三番叟役相つとめ升たるかたを取升て厶り升る 私も首尾よふ舞納め升て江戸表におり升る関三十郎 此者は中村歌助と申升てわたくし弟子に厶り升る 此者に歌右衛門をゆづり 鶴助に芝翫をゆづり升て私は加賀屋市兵衛と改め素人に相成升たなれば市兵衛どふじやかはる事はないと御尋下さりませ 鰕十郎は幼少より兄弟ぶんに相成をり升れは此度一世一代仕升るに付なぜ相談はしてくれぬと涙こぼしていふてくれ升 中/\私も引たふは厶り升んなれ共病気故の事で厶り升る イヤ/\あれはあのやうに一世一代して又二三年の内に出るで有ふと思召御方も厶り升ふが中々大坂へは出升ぬ たびへは弐三年も参るつもりで厶り升 又々出るやうなさやうなみじゆくな私でも厶り升ん私弟子四十人から厶り升れは女形の□□は三光歌六におさとうし升るで厶り升る 是におり升る忰共又は弟子共の義御頼申度は厶り升れと余り長事申上ケまするとかへつて御たいくつと何事も申升ん 今月一ぱい仕り升れはあれも幼少よりなしみの事じやかつは大坂のぐわいぶんじやとおふせ合され升てたゞヱイトウ/\と御見物の程おそれなからすみからすみまでずいと奉希申上升る
最終更新日: 2025-11-18T01:58:16
登録日: 2025-11-19