流言乱れ飛ぶ厳戒令下の福州 : 新興の生気は脈打つも人心なお不安に戦く
戒厳令下の太原を行く : 巧妙な共匪戦法 : 乱れ飛ぶ流言飛語
飛行機で罷業者攻撃 : ヨハネスブルグには戒厳令
流言乱れ飛ぶ上海財界の危機 : 問題は更に旧正明け後
騒擾のスペイン : 教会十ヶ所を焼打ち : 遂に戒厳令布かる
広東に戦時戒厳令 : 広西軍決死隊潜入 : 人心は極度に不安
甦える水運修築 : 北京、杭州結ぶ蜿蜒千七百キロ : 中国復興の動脈起工
国民烈火の意気を即時・善用せよ : 世界動乱の因は米の野心 : 島田氏叫ぶ
大義名分を説いて切々、万人の胸を打つ : 兵に与えた戒厳司令官の諭告 : 各方面に聴く讚辞
事件の経過発表さる : 叛乱の将兵千四百名 : 全員帰順、武装解除に至るまで : 本日午後一時半〔戒厳司令部発表〕
不景気打開を興銀が中心で計画 : 結城総裁が政府の意を体し市中銀行はどう出る
東京市内は一般に秩序全く回復した : 各省間の電話は八日から開通 : 戒厳司令部から飛来した佐藤少佐の報告
「一世一代口上 中村歌右衛門」「これより一世一代の口上を申上奉り升る 私義去冬顔見世は京都の約束致升たる所 病気にてアノ方を行申升て二の替り狂言差出し升たる所 又々病気さし起り其上江戸表にて九化の所作事仕升たる所 左りの足をけが致しあの方にてはなんばと申所せ(ひ)なく其まゝおして相勤升る 其怪我か折/\起り升て狂言中ばにて足の工合そこね升る事厶り升るなれども只今にては私功者になり升てそくざにはめ升れば又々狂言も出来升なれども 右病気故芝居之休日はあれこれ名医を頼升て養生致升る所 表よりはどふじや/\と尋ねに参り升る 親類ども打寄り是てはどふも表へすまず傍ばい共へも相済ぬゆへ なんで有ふと舞台を引くがよいと申升る 私も五十には二三年も間も厶り升 中/\一世一代致したふは厶り升んなれどもこう病気/\では所詮勤らぬ事なれば先中山文七殿五十才にて一世一代致され升たが役者共のよい手本て厶り升る 夫をまねび升て中村鶴介に三番叟の役を相勤させ升る これは文七殿一世一代の時泉川☆蔵中芝居より参り三番叟役相つとめ升たるかたを取升て厶り升る 私も首尾よふ舞納め升て江戸表におり升る関三十郎 此者は中村歌助と申升てわたくし弟子に厶り升る 此者に歌右衛門をゆづり 鶴助に芝翫をゆづり升て私は加賀屋市兵衛と改め素人に相成升たなれば市兵衛どふじやかはる事はないと御尋下さりませ 鰕十郎は幼少より兄弟ぶんに相成をり升れは此度一世一代仕升るに付なぜ相談はしてくれぬと涙こぼしていふてくれ升 中/\私も引たふは厶り升んなれ共病気故の事で厶り升る イヤ/\あれはあのやうに一世一代して又二三年の内に出るで有ふと思召御方も厶り升ふが中々大坂へは出升ぬ たびへは弐三年も参るつもりで厶り升 又々出るやうなさやうなみじゆくな私でも厶り升ん私弟子四十人から厶り升れは女形の□□は三光歌六におさとうし升るで厶り升る 是におり升る忰共又は弟子共の義御頼申度は厶り升れと余り長事申上ケまするとかへつて御たいくつと何事も申升ん 今月一ぱい仕り升れはあれも幼少よりなしみの事じやかつは大坂のぐわいぶんじやとおふせ合され升てたゞヱイトウ/\と御見物の程おそれなからすみからすみまでずいと奉希申上升る
Last Updated: 2025-07-22T01:00:29
Uploaded: 2025-07-23