
『夫婦善哉』:(33)花火 (一句)父親は 自然の与えたまいし 桟敷席かな

『夫婦善哉』:(31)この人でなし!あんたはわが子の父親を殺したいの?・・・

『夫婦善哉』:(36)「アルチュール、あなたは私に玉座をお約束なさいましたのよ、それなのに、私をカウンターの向こうに置くのですね!」「エロイーズ、思い出さんかね、ナポレオンいわく、玉座とは“絨毯を敷きつめた4枚の板きれ”なんだよ。それにひきかえ、あなたが腰かけているのは6枚の板きれにのっかった1個のクッションの上なのだ」

『夫婦善哉』:(26)おやおや?ちっちゃないたずらっ子め、おまえもそのうち悪ガキになるな、もう、ずるがしこそうな目をしているじゃないか。こいつぁ、お父っつぁんそっくりになっちまうぞ。

『夫婦善哉』:(30)不義密通の申し立て「裁判官のみなさま、私の依頼人はこの事実を確信しております。しかし、こうした個人的な確信というものは依頼人にとって充分なものではなく、この裁判で、この法廷全体と、私どもをとり巻く大勢の傍聴席のみなさま、・・・ひいてはフランス全土のみなみなさまにも、この確信をわかちあっていただきたいと存ずる次第なのであります。かようなわけで、この私が依頼人の意向に基づきまして、この任務を全うすることとあいなったわけでありますが、かくいう私も、このできごとのすべてを、いまやみなさまの目のまえに逐一、つまびらかに解き明かしたと固く信ずる次第なのであります。かくなるうえは、もはや私の依頼人の、いわゆるその・・・その、社会的立場というものが、専門的なご判決によって、確証されるのを待つばかりなのであります。ですから、まことに公明正大なる裁判官のみなさまは、この依頼人に最後に残されました、わずかな満足感までもとりあげてしまわれようなどとは、よもやなさいますまい。」
登録日: 2023-01-17
