徳見伝介婚姻相調候付宮地新五右衛門ゟ樽代金弐百疋差送候事
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右介番ヘハ飯米本人ゟ差出候事

右に付御家老中ゟ飛簡被差送候事

徳見伝介罷越候事

山代郷へ佐嘉役々境塚之義ニ付罷越候付て金五百疋村岡権之允・深町料右衛門ゟ差送候事

皆木山右原山ゟ郷普請方用木被差出候候事

般若寺円智法印遷化ニ付、茶湯料百疋被差送候事

徳見伝助へ飛脚被差立候事

右に付各方ヨリ祝物被差送候事

納冨十右衛門殿加判被仰付候故、金弐百疋・干鱈被遣候事

右新兵衛へ被渡御目御のし金弐百疋被拝領候事

来十五日伏見金五郎十七回相当候付外鏡院へ金子百疋被差送候事

重茂公於江戸先月十一日御婚姻相済候付而、御祝儀御使者今泉惣左衛門江戸被差越候旨被相達候事

右鉄砲御免ニ付民部殿ゟ相浦千兵衛へ差出被置候手形之事

日出島卯右衛門長崎利右衛門庄藤兵衛義上屋敷御老中御招請之節御給仕相勤候付金子弐百疋宛二丸ゟ拝領之事

堤作兵衛・田代忠右衛門・千手貞十・西川弥右衛門御介抱米被差出候事

梅葉院様御法事之節直員公御名代間落相成候付御進物方伊東勘左衛門へ酒肴太田自兵衛ゟ差送候事

(チクゼン)松平肥州御家督後御入部ニ付御祝義御使者西岡徳右衛門被差越候事
「一世一代口上 中村歌右衛門」「これより一世一代の口上を申上奉り升る 私義去冬顔見世は京都の約束致升たる所 病気にてアノ方を行申升て二の替り狂言差出し升たる所 又々病気さし起り其上江戸表にて九化の所作事仕升たる所 左りの足をけが致しあの方にてはなんばと申所せ(ひ)なく其まゝおして相勤升る 其怪我か折/\起り升て狂言中ばにて足の工合そこね升る事厶り升るなれども只今にては私功者になり升てそくざにはめ升れば又々狂言も出来升なれども 右病気故芝居之休日はあれこれ名医を頼升て養生致升る所 表よりはどふじや/\と尋ねに参り升る 親類ども打寄り是てはどふも表へすまず傍ばい共へも相済ぬゆへ なんで有ふと舞台を引くがよいと申升る 私も五十には二三年も間も厶り升 中/\一世一代致したふは厶り升んなれどもこう病気/\では所詮勤らぬ事なれば先中山文七殿五十才にて一世一代致され升たが役者共のよい手本て厶り升る 夫をまねび升て中村鶴介に三番叟の役を相勤させ升る これは文七殿一世一代の時泉川☆蔵中芝居より参り三番叟役相つとめ升たるかたを取升て厶り升る 私も首尾よふ舞納め升て江戸表におり升る関三十郎 此者は中村歌助と申升てわたくし弟子に厶り升る 此者に歌右衛門をゆづり 鶴助に芝翫をゆづり升て私は加賀屋市兵衛と改め素人に相成升たなれば市兵衛どふじやかはる事はないと御尋下さりませ 鰕十郎は幼少より兄弟ぶんに相成をり升れは此度一世一代仕升るに付なぜ相談はしてくれぬと涙こぼしていふてくれ升 中/\私も引たふは厶り升んなれ共病気故の事で厶り升る イヤ/\あれはあのやうに一世一代して又二三年の内に出るで有ふと思召御方も厶り升ふが中々大坂へは出升ぬ たびへは弐三年も参るつもりで厶り升 又々出るやうなさやうなみじゆくな私でも厶り升ん私弟子四十人から厶り升れは女形の□□は三光歌六におさとうし升るで厶り升る 是におり升る忰共又は弟子共の義御頼申度は厶り升れと余り長事申上ケまするとかへつて御たいくつと何事も申升ん 今月一ぱい仕り升れはあれも幼少よりなしみの事じやかつは大坂のぐわいぶんじやとおふせ合され升てたゞヱイトウ/\と御見物の程おそれなからすみからすみまでずいと奉希申上升る
Last Updated: 2020-04-16
Uploaded: 2021-07-27