挑むアメリカ : 対日感情の解剖

どゞいつ新集 附 小唄入り
略符及註解附皇漢名詩の吟じ方
フィラデルフィヤの万国博で日本の出品異彩を放つ : 三十万の人出で賑々しい開会式 : 全市に親日感情が溢れる
高商問題の暗礁 : 森知事と井上代議士の間に蟠まれる感情問題 : 大津市会の協議進行 : 先ず二十万円の寄附
共同調査会を設置し日米両者の誤解を除去れ : 米国に火の手を揚げつつある日本移民問題 : 感情の溝を埋めるが急務中の急務

『万国博覧会』:(34)英国人一家はどうにか野外で寝る不愉快さから逃れたことで、神様の御心に感謝する(夜間料金、1時間につき2フラン50サンチーム)
死線に立つ六千の労働者/対立の裏面にひそむ禍根 : 解決の望み遠く去って深刻化しゆく野田争議【上】 : 経営上の封建的感情に激成される野田争議【下】

『フランス人大鑑』:(4)代書屋 代書屋とは、小間使いや詩人や料理人の秘め事、繰り言に耳を貸す者。兵士たちの恋の通訳、門番どもの相談役。この商売は、生半可な教育の最後の逃げ道、また文学に携わろうとして溺れる者が流れ流れて最後につかむその藁しべ

『フランス人大鑑』:(4)代書屋 代書屋とは、小間使いや詩人や料理人の秘め事、繰り言に耳を貸す者。兵士たちの恋の通訳、門番どもの相談役。この商売は、生半可な教育の最後の逃げ道、また文学に携わろうとして溺れる者が流れ流れて最後につかむその藁しべ

『できごと』:(200)ナポリの刑務所訪問 グラッドストン氏「それで、この男はいったいなんて呼ばれてるのかね?そんなに悪党面してないな?」看守「ぜんぜんわからないってのか? 奴はカルロ・ポエーリョって名の1848年の共和制内閣んときの扇動政治家さ。世にも立派な王様たちのお情けで、おいらたちがこの人殺し連中をしっかり鎖でつないでおいたから、こいつもちっとはましになったってもんよ。でもよ、万が一晴れて自由の身になったとしても、こいつはきっと自分がどこのどいつだかわからんようになっちまってるさ」

『中国を旅すれば』:(1)上陸 中国の港に上陸する旅行者はだれでも、たちまち悪党みたいに、興味津々といった感じで左右に立ち並んでいる人垣の間を入国管理局へ引っ立てられていく。そしてこの天子の国土に触れるか触れないかのうちに、手荷物運搬人やホテルのボーイや通訳や使いっ走りや、その他もろもろの中国官憲お墨つきの追剥ぎどもの餌食になっちゃう

『広告と宣伝』:(2)彼らはこの気の毒な大衆に、このことをうのみにさせた!!数ある呼吸緩和剤の類の中でゴムを使ったこのクリソ=トロンプこそ、管楽器におけるフルートのような位置を占めております。クリソ=トロンプは考えを一新させ、ナンキンムシを絶滅させ、いらだちを静め、知性を開き、良心の呵責を祓い清め、ヴェルサイユの美術館についての熱烈な詩に霊感を与えます。ただし腹痛にはまったく効果はありません。ごく幼い仔牛の脳みそは、あらゆる国王・女王から称賛のお言葉をいただきました。呼吸疾患に効くこの驚くべき治療は幻覚、そこまめ、ひょうそ、そばかす、演劇創作狂、などなどなどに。このビロードのようなペーストは、あらゆるかたにも最適です。それは声涸れをあたかも手で取り除くように除去します。デュプレは行ったこともない海抜553フィートほどの恩恵を受けています。まして百日咳の子どもの健康には最適です

『夫婦善哉』:(30)不義密通の申し立て「裁判官のみなさま、私の依頼人はこの事実を確信しております。しかし、こうした個人的な確信というものは依頼人にとって充分なものではなく、この裁判で、この法廷全体と、私どもをとり巻く大勢の傍聴席のみなさま、・・・ひいてはフランス全土のみなみなさまにも、この確信をわかちあっていただきたいと存ずる次第なのであります。かようなわけで、この私が依頼人の意向に基づきまして、この任務を全うすることとあいなったわけでありますが、かくいう私も、このできごとのすべてを、いまやみなさまの目のまえに逐一、つまびらかに解き明かしたと固く信ずる次第なのであります。かくなるうえは、もはや私の依頼人の、いわゆるその・・・その、社会的立場というものが、専門的なご判決によって、確証されるのを待つばかりなのであります。ですから、まことに公明正大なる裁判官のみなさまは、この依頼人に最後に残されました、わずかな満足感までもとりあげてしまわれようなどとは、よもやなさいますまい。」
最終更新日:
登録日: 2020-12-17
