国産機の威力凄し悠々居眠り仕事 : 大西洋横断手記 ローマにて〔九日〕大原親善使節発 : 寒さに慄う赤道越え
三千噸の大船悠々横著け : 五年後には四倍の貿易高 : 面目を改める塩釜港
仲仕労働は国際貿昜に関連すと横浜、大阪、神戸の仲仕組合連合会で叫ぶ
子を背負うた婦人労働者も交りメーデーの大示威行列 : 『資本の城砦打破れ』と労働歌天に轟き長旋風に物凄し
「成田屋 仕入新形」「三ン国市川形」「ひさご牡丹」「成田笹鶴」「福牡丹しぼり」「三筋横綱」「大極上親方染」
支那方面艦隊司令長官更迭 : 島田中将親補さる : 及川大将は横鎮長官に
大仕掛を極める米国の大天幕病院 : 東京横浜に十六病院の建設を急ぐ : 驚嘆に値する万般の設備
きょう・横浜沖に輝く観艦式 : 大元帥陛下御親閲の下 : 示す太平洋、わが鉄の守り
伊豆地方大震災中心地の惨状を見る : 惨!寒雨の中に六十余の死体 : 物凄い大亀裂の連続 全滅の韮山村南条 : 沼津にて 茅野本社特派員発
東株取引所を根城に大仕掛の横領団 : 名古屋から名義書替に送った時価一万二千円の東株三十株 : 何者かの手で巧に横領さる
見よ!米国空軍の威力 : 東太平洋横断の大飛行に見事成功 桑港―布哇間二千四百哩 一気に翔破着水す
独逸品の新輸入に我が樟脳の大恐慌 : 価は天然の三分の一に過ぎず横浜に入った人造の三千五百万ポンド脅威に驚く工業界
松岡全権と露国巨頭との会見記 : 露国の脅威を日本は常に懸念 : 大いに親善を説く : ドイツ記者への談話を英紙掲載
東大工学部に航空学科を新設 : 横田博士主任となって来年の九月から開講す : 航空研究所の権威薄らぐ
一種の労働組合仲仕の連合会が出来た : 神戸兵庫大阪横浜を打って一丸とす : 資本労働の協調に当る
一種の労働組合 : 仲仕の連合会が出来た : 神戸兵庫大阪横浜を打って一丸とす : 資本労働の協調に当る
黒表の撤廃に在留独人の喜悦 : 横浜に於ける大商館 : 戦前勢力挽回の確信 : 日独の協同と親善を説く : 将来の擡頭振が見物
学府の権威今何処ぞ : 東大学生の憤慨其極に達す : 法学部学生大会三箇条を決議し経済学部教授連の責任を糾問す : 大義親滅の急進論で満場沸騰
大仕掛けの米国投資団が西伯利の富源調査に : 六名の代表者今朝横浜着 : 有名な鉱山技師の交って本年一杯西伯利に
ニッポン太平洋横断記 本社親善使節 大原武夫手記 : 酸素管頼りに驀ら六千メートルの凍空を衝く : 燦・頭上に迫る北極星 : ノーム本社特電【二十八日発】
凄惨たる駿相国境の惨害 : 貨車粉砕死屍累々たる沿道の光景 : 記者は自動車を飛ばして親しく険を冒す : 二日午後四時小山町にて大森特派員発電
「一世一代口上 中村歌右衛門」「これより一世一代の口上を申上奉り升る 私義去冬顔見世は京都の約束致升たる所 病気にてアノ方を行申升て二の替り狂言差出し升たる所 又々病気さし起り其上江戸表にて九化の所作事仕升たる所 左りの足をけが致しあの方にてはなんばと申所せ(ひ)なく其まゝおして相勤升る 其怪我か折/\起り升て狂言中ばにて足の工合そこね升る事厶り升るなれども只今にては私功者になり升てそくざにはめ升れば又々狂言も出来升なれども 右病気故芝居之休日はあれこれ名医を頼升て養生致升る所 表よりはどふじや/\と尋ねに参り升る 親類ども打寄り是てはどふも表へすまず傍ばい共へも相済ぬゆへ なんで有ふと舞台を引くがよいと申升る 私も五十には二三年も間も厶り升 中/\一世一代致したふは厶り升んなれどもこう病気/\では所詮勤らぬ事なれば先中山文七殿五十才にて一世一代致され升たが役者共のよい手本て厶り升る 夫をまねび升て中村鶴介に三番叟の役を相勤させ升る これは文七殿一世一代の時泉川☆蔵中芝居より参り三番叟役相つとめ升たるかたを取升て厶り升る 私も首尾よふ舞納め升て江戸表におり升る関三十郎 此者は中村歌助と申升てわたくし弟子に厶り升る 此者に歌右衛門をゆづり 鶴助に芝翫をゆづり升て私は加賀屋市兵衛と改め素人に相成升たなれば市兵衛どふじやかはる事はないと御尋下さりませ 鰕十郎は幼少より兄弟ぶんに相成をり升れは此度一世一代仕升るに付なぜ相談はしてくれぬと涙こぼしていふてくれ升 中/\私も引たふは厶り升んなれ共病気故の事で厶り升る イヤ/\あれはあのやうに一世一代して又二三年の内に出るで有ふと思召御方も厶り升ふが中々大坂へは出升ぬ たびへは弐三年も参るつもりで厶り升 又々出るやうなさやうなみじゆくな私でも厶り升ん私弟子四十人から厶り升れは女形の□□は三光歌六におさとうし升るで厶り升る 是におり升る忰共又は弟子共の義御頼申度は厶り升れと余り長事申上ケまするとかへつて御たいくつと何事も申升ん 今月一ぱい仕り升れはあれも幼少よりなしみの事じやかつは大坂のぐわいぶんじやとおふせ合され升てたゞヱイトウ/\と御見物の程おそれなからすみからすみまでずいと奉希申上升る
Last Updated: 2025-07-22T01:00:29
Uploaded: 2025-07-23