三三年を顧る 7 生糸界頂上から奈落へアメリカ景気との道行 : 春繭高も果敢ない夢
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乾繭取引の貧困 : 禍因果して奈辺に? : 春繭を目指す 結語
綿糸三回競売結果 : 競落数六千六百余●
繭を安く作る : 東京府蚕業試験場の調査結果 : 春繭は三割五分を低下
新繭出廻り後の蚕糸界の現状 : 新繭期に入り生糸市況は三百円以上の暴落を見た
春蚕掃立六万枚 : 糸価三千五百円に達す繭も二百二、三十円
糸価の低落はアメリカの消費減退 : 繭価騰貴は夏秋蚕の収穫減緩和策は絹の強制混用
焼糸保険支払影響 : 平均率は五分でも春繭買入れに資すれば相当効果あらんか
物価続々下落す : 本社調査=今春二三月が最高なりき=糸類は一斉に下落す
春蚕収繭予想 : 五千三百七十二万貫 : 前年実収六分二厘増 : 蚕糸会調査
本年繭生産費低下著し : 春蚕三割夏秋蚕二割二分方 : 大日本蚕糸会調査
さて本年春繭は果していくら位か : 昨今の生糸市況から見ると先ず二十掛以上は困難
二府二十四県の春蚕予想収繭高 : 一割四分三厘減少 : 労力不足と糸価不振の影響
経済関係新法の効果とその影響 : 統制一歩前進 : 乾繭取引の普及に拍車 : 蚕糸業関係三法
物価尚お高値を唱う : 本社調査=綿糸大豆の輸出禁止も効果なし=国民所得の増加は購買力を旺盛ならしめつつあり=下落せるもの僅に三品種=昂騰せるもの実に十六品種=見るべし物価暴騰の状 : 海運貿易の不振と将来
Last Updated: 2025-11-18T01:58:16
Uploaded: 2025-11-19