一億円の叺詰め : 売られゆく古切符の大洪水 : 二度勤めに稼ぐ四千円!
地方債緊縮方針 : 一億円以下に切詰めん
復旧追加予算 : 八億円以上に達するが七億円以下に切詰めか
震災復旧予算 : 六億円以内に切詰める : 大蔵当局の方針
極力切詰めた明年度海軍省予算 : 総額五億八千七百余万円
勤労増加で百億円捻出 : 生活切下げは衣料で
今年初めて預金二十億円を超ゆ : 社員銀行勘定
貸越点数をも認め仕入の円滑を期す : 衣料切符リンク制の内容
海外払節約決る : 合計二千五百余万円 : 併し尚出来るだけ切詰める
復興資金は『七百万円見当に切詰められた』 : 東京から帰った 平塚知事談
最終審ででんぐり返った三億円訴訟 : 日本電池・遂に敗訴 : 予想を裏切る米大審院
尼崎市で調査中の職工生活状態 : 血の出る程に切詰めても : 六十二円八十銭は要る
発明王、島津氏から三億円請求の訴え : 米国の一流会社を相手どって特許権をめぐる事件
七百余万円に切詰めた神戸市中央市場 : 愈よ四日正式に認可申請 : 認可あり次第工事に着手
市電よく稼ぐ : 又復レコードを作る : 一日は収入三万円台を突破す : この好成績を続けてゆきたいものと当事者追々と欲張る
先約取引で綿布の空商内が十四億円 : 詰腹を切る瀬戸際に立った大阪の綿布商に総解合の断行を勧める 結局新規蒔直しが上策
四月十日から売出す欧亜をつなぐ切符 : 東京−ロンドンが六百三十円 : 賃銀は東京で一度支払えばよい : デルトラとツーリスト・ビューローの契約が成立
教員も町村吏員も浮ぶ瀬が無い : ここにも生活不安の声 : 親子五人で如何に切り詰めても一日二円二十五銭は要る : 不足は何うして補う
遊興税で学校を差し詰め中等程度のもの十校ほど建てる : 大阪府下の芸娼妓一年間の花代一億三千八百万本として一本一銭宛の課税で百三十八万円の財源 : 本日建議案の提出
「一世一代口上 中村歌右衛門」「これより一世一代の口上を申上奉り升る 私義去冬顔見世は京都の約束致升たる所 病気にてアノ方を行申升て二の替り狂言差出し升たる所 又々病気さし起り其上江戸表にて九化の所作事仕升たる所 左りの足をけが致しあの方にてはなんばと申所せ(ひ)なく其まゝおして相勤升る 其怪我か折/\起り升て狂言中ばにて足の工合そこね升る事厶り升るなれども只今にては私功者になり升てそくざにはめ升れば又々狂言も出来升なれども 右病気故芝居之休日はあれこれ名医を頼升て養生致升る所 表よりはどふじや/\と尋ねに参り升る 親類ども打寄り是てはどふも表へすまず傍ばい共へも相済ぬゆへ なんで有ふと舞台を引くがよいと申升る 私も五十には二三年も間も厶り升 中/\一世一代致したふは厶り升んなれどもこう病気/\では所詮勤らぬ事なれば先中山文七殿五十才にて一世一代致され升たが役者共のよい手本て厶り升る 夫をまねび升て中村鶴介に三番叟の役を相勤させ升る これは文七殿一世一代の時泉川☆蔵中芝居より参り三番叟役相つとめ升たるかたを取升て厶り升る 私も首尾よふ舞納め升て江戸表におり升る関三十郎 此者は中村歌助と申升てわたくし弟子に厶り升る 此者に歌右衛門をゆづり 鶴助に芝翫をゆづり升て私は加賀屋市兵衛と改め素人に相成升たなれば市兵衛どふじやかはる事はないと御尋下さりませ 鰕十郎は幼少より兄弟ぶんに相成をり升れは此度一世一代仕升るに付なぜ相談はしてくれぬと涙こぼしていふてくれ升 中/\私も引たふは厶り升んなれ共病気故の事で厶り升る イヤ/\あれはあのやうに一世一代して又二三年の内に出るで有ふと思召御方も厶り升ふが中々大坂へは出升ぬ たびへは弐三年も参るつもりで厶り升 又々出るやうなさやうなみじゆくな私でも厶り升ん私弟子四十人から厶り升れは女形の□□は三光歌六におさとうし升るで厶り升る 是におり升る忰共又は弟子共の義御頼申度は厶り升れと余り長事申上ケまするとかへつて御たいくつと何事も申升ん 今月一ぱい仕り升れはあれも幼少よりなしみの事じやかつは大坂のぐわいぶんじやとおふせ合され升てたゞヱイトウ/\と御見物の程おそれなからすみからすみまでずいと奉希申上升る
Last Updated: 2025-07-22T01:00:29
Uploaded: 2025-07-23