揣摩臆測に沸立つ現地
スパ会議に提出すべき独逸の要求 : 仏国の揣摩臆測 (シドニー特電十七日発)
再び物価論に就て (一〜六) : 前稿『何故お互は馬鹿か』の批判に答う
馬占山は何故に再び満洲国に背いたか? : その原因と逃亡の径路
日露支提携の機 : 日本は何故に躊躇するか : 交渉再開に臨みカラハン氏談
何故に金再禁輸を後継内閣に委した : 大命の再降下を期待してか或は責任の転嫁か
英外交の屈伏 既に対伊貿易再開をも密令 : イーデン外相辞職説飛ぶ
貴方は新執行部に何を望むか / 戦後初の婦人調査団 蒸返る三川坑底へ / 白球・秋空に飛ぶ!! 栄冠宮浦に輝く
小売値段は何故下らぬか : 好景気が過ぎたのと高値再来の思惑違い : 三月迄に常態 : 三土勅参の調査発表
大学の看板争いはやめて 実力を尊ぶが肝要 : 昇格問題で学生教官自ら運動し遂に高圧的態度を執るに至れるは何故ぞ : 湯原元一氏談
おっかな、びっくりで惨たる悪路歩る記 : 東京の真中で田植が出来ると田舎者が驚いた程の惨状 : 敷石が踊る、軌道が曲る、泥水が刎る 電車、自動車は木の葉の如に飛ぶ : 市民を脅す此危険を如何
「一世一代口上 中村歌右衛門」「これより一世一代の口上を申上奉り升る 私義去冬顔見世は京都の約束致升たる所 病気にてアノ方を行申升て二の替り狂言差出し升たる所 又々病気さし起り其上江戸表にて九化の所作事仕升たる所 左りの足をけが致しあの方にてはなんばと申所せ(ひ)なく其まゝおして相勤升る 其怪我か折/\起り升て狂言中ばにて足の工合そこね升る事厶り升るなれども只今にては私功者になり升てそくざにはめ升れば又々狂言も出来升なれども 右病気故芝居之休日はあれこれ名医を頼升て養生致升る所 表よりはどふじや/\と尋ねに参り升る 親類ども打寄り是てはどふも表へすまず傍ばい共へも相済ぬゆへ なんで有ふと舞台を引くがよいと申升る 私も五十には二三年も間も厶り升 中/\一世一代致したふは厶り升んなれどもこう病気/\では所詮勤らぬ事なれば先中山文七殿五十才にて一世一代致され升たが役者共のよい手本て厶り升る 夫をまねび升て中村鶴介に三番叟の役を相勤させ升る これは文七殿一世一代の時泉川☆蔵中芝居より参り三番叟役相つとめ升たるかたを取升て厶り升る 私も首尾よふ舞納め升て江戸表におり升る関三十郎 此者は中村歌助と申升てわたくし弟子に厶り升る 此者に歌右衛門をゆづり 鶴助に芝翫をゆづり升て私は加賀屋市兵衛と改め素人に相成升たなれば市兵衛どふじやかはる事はないと御尋下さりませ 鰕十郎は幼少より兄弟ぶんに相成をり升れは此度一世一代仕升るに付なぜ相談はしてくれぬと涙こぼしていふてくれ升 中/\私も引たふは厶り升んなれ共病気故の事で厶り升る イヤ/\あれはあのやうに一世一代して又二三年の内に出るで有ふと思召御方も厶り升ふが中々大坂へは出升ぬ たびへは弐三年も参るつもりで厶り升 又々出るやうなさやうなみじゆくな私でも厶り升ん私弟子四十人から厶り升れは女形の□□は三光歌六におさとうし升るで厶り升る 是におり升る忰共又は弟子共の義御頼申度は厶り升れと余り長事申上ケまするとかへつて御たいくつと何事も申升ん 今月一ぱい仕り升れはあれも幼少よりなしみの事じやかつは大坂のぐわいぶんじやとおふせ合され升てたゞヱイトウ/\と御見物の程おそれなからすみからすみまでずいと奉希申上升る
最終更新日: 2025-07-22T01:00:29
登録日: 2025-07-23