上期末に現われた六大銀行の消長 : 預金、貸出、有価証券
金融の基調緩まず : 預金証券化の時流に銀行預金激減す
今後の現送は骨肉を削る苦痛 : 日銀再利上・市中銀行預金利上ともに時間の問題
統制資金に行詰り米国へ銀現送 : 国民政府の窮余の策
預金部六年度決算 : 剰余金増加だが証券値下りで五百余万円の欠損
五大銀行の預金と証券所有高 : 本年上半期末現在額
外国証券への投資傾向を刺戟 : 殊にスチール株が盛に狙わる : 金現送再発懸念
商品券融通は禁止と決る : 歳末商戦の苦肉策もあわれ禁止の憂き目
欧洲筋頻りに米国証券を買う : 金の現送も益々増加
大蔵証券日歩二厘さえ予想 : 猛烈競争にに堪えず協定を説くもの現わる
預金部所有の在外正貨を払下 : 正貨現送は当分行わぬ
調査団入満を機に全満攪乱の企図 : 果然、怪人ボロヂン出現す : 学良最後の苦肉策
利下実現の悩み : 有価証券利廻低下で預金利率が保てぬ
公債支払のため金現送を行わず : 米国大統領の言明
有価証券の値下り : 買過ぎた銀行の痛手 : 預金利下も償わぬ
久し振りに兌換券の発行余力を生ず : 預金増加と為替貸減少で
日銀代理店勘定増加は外国証券の売却 : 正貨現送喰止め策
東京社員銀行の現金増加す : 大蔵証券現金償還のため預金、貸出は共に減少
抵当証券法に弁法を設く : 利用者現われぬに大蔵当局焦慮
証券界の不振漸く数字に現わる : 依然二三流物は歓迎さる
また無担保社債 : 証券業者の戒心緩み引続き現われる懸念
決河的正貨流出原因は外国証券への投資 : 有価証券全般に対する不信用から旬日に二千万円の現送
通貨膨脹の兆徐々に現わる : 兌換券の発行高十億円台を下らず
窮余の投資策優良証券と海外へ : 単名手形も幅を利かせる : 危険は無いであろうか
最終更新日: 2025-07-22T01:00:29
登録日: 2025-07-23